特に「2番・二塁」で出場した牧秀悟内野手(27)=DeNA=は、初回無死二塁の場面で左前打を放ち、先制点を奪う活躍を見せた
彼は試合後に、「いい形で打ててよかった」と喜びを語った
続いて、4番の岡本和真内野手(29)=巨人=も、変化球にうまく対応し、左翼への適時二塁打を放った
「みんながめっちゃヒットを打つんで、自分も頑張ろうと思った」とのコメントからも、チームワークの良さが伺える
彼らの右打者コンビは、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来、約2年ぶりの共演であり、来年3月に行われる大会に向けても期待が高まる
牧はこの試合で2安打、1打点を記録し、岡本も1安打、1四球、1打点と、今秋の日本代表としての初実戦でしっかりとしたパフォーマンスを披露した
また二塁を守った牧は、ピッチコムを初めて使用し、「(サインが)分かりやすくなった」と、その利点を実感した様子を見せた
今後控える韓国代表との強化試合に向けて、牧は「けがしないことが大事
チームがいい方向に進めるように」と力を込めた
今回の侍ジャパンの試合は、選手たちの実力を再確認する場となりました。特に牧と岡本の活躍は、来年のWBCに向けての期待感を高めます。実戦経験が必要な中、ピッチコムの使用も新たな戦略として注目されます。チームが良い方向に進むためにも、今後の調整が重要です。
キーワード解説
- WBCとは?:ワールド・ベースボール・クラシックの略で、国際的な野球大会のこと。
- ピッチコムとは?:ピッチャーとキャッチャーがサインを送る際に使用する通信機器で、サインの手間を減らすもの。

