契約合意がされた場合には発表に時間を要する可能性もあるが、合意に至らなかった場合、彼が阪神に残留する可能性も考えられる
青柳は2023シーズンにおいては2勝しか挙げておらず、今シーズンは彼にとって厳しい年だった
彼自身も「進展はない
待つしかない」と語っており、マイナー契約に対しても覚悟を示している
実際、彼は「行けなかった場合はタイガースで野球を続ける」と述べ、阪神残留の可能性も視野に入れている
青柳は、8日に静岡・沼津市内で阪神の村上投手などとの合同自主トレーニングを開始した
彼は「今永や(山本)由伸といった大型契約とは違うと思う
本当に下からはい上がるしかない
高額な条件ではなくても向こうで勝負したい」と、自身の強い意志を表明している
青柳は帝京大学から2015年のドラフト5位で阪神に入団し、2016年にプロデビュー
彼は1年目から勝利を重ね、19年に9勝、20年には7勝を記録するなど、阪神の先発ローテーションの中心選手として成長してきた
2021年には東京五輪の日本代表として金メダルを獲得し、その直後の2021年と2022年には共に13勝を挙げ、最多勝と最高勝率の2冠を達成
また、2022年には最優秀防御率のタイトルも獲得している
とはいえ、2023年度は8勝を挙げたものの、翌2024年度は12試合登板で2勝に留まり、阪神での9年間は様々な経験を経てきた
メジャーリーグ挑戦の意向を球団に伝えていた青柳は、「メジャー契約ができるのがベストだが、そんなに甘くない
挑戦の気持ちが強い」とのコメントを残している
阪神の嶌村球団本部長も同選手の挑戦を支援する意向を表し、ポスティング行使を承認した
さらに、昨年12月29日には大阪・寝屋川市内での野球イベントに参加し、「メジャーで対戦したい選手」について質問されると「ヤンキースのジャッジです
すごい右バッターで勝負したい」と語るなど、メジャーへの強い憧れを示している
既にメジャー球での練習を行い、今後の渡米に備えている
青柳晃洋のプロフィール
生年: 1993年12月11日(31歳)
出身地: 横浜市
身長: 183cm
体重: 83kg
投打: 右投げ右打ち
プロ入り: 2015年ドラフト5位で阪神入団
通算成績: 154試合登板(全て先発)、61勝47敗、防御率3.08青柳投手のメジャー挑戦が一歩退いた形となり、阪神残留の可能性も出てきたことは、多くのファンにとって驚きと残念さを感じさせるニュースです。彼の今後の姿勢や発言から、依然として強いメジャーへの思いがうかがえます。今後の展開も注目されます。
キーワード解説
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- メジャーリーグ契約とは?
- 阪神タイガースとは?
- 防御率とは?
- 最多勝とは?