この表彰は、レジェンドOBによる選考で決定され、過去1年間の成績をもとにノミネートされた6選手の中から選ばれる
今年の受賞者には、巨人の山崎伊織投手やDeNAの東克樹投手、広島のエレウリス・モンテロ内野手、ヤクルトのホセ・オスナ内野手、中日の高橋宏斗投手が名を連ねていたが、佐藤選手は全票を獲得し、満票での選出となった
素晴らしい成績を残した佐藤選手
佐藤輝明選手は、今シーズン139試合に出場し、打率.277、40本塁打、102打点という驚異的な成績を収めた特に、本塁打と打点で2冠を達成しており、その活躍は特筆に値する
巨人OBの高橋由伸氏は、「申し分ない成績で、選出も間違いない活躍だったと思います」とのコメントを残した
また、ヤクルトOBの宮本慎也氏も「優勝チームの4番として貢献し、以前課題とされていた調子の波も克服した」と称賛した
特別賞も受賞
さらに、今シーズン最後の表彰では特別賞も発表されたこの賞は、 レジェンドOBから推薦を受けた若手選手に贈られるもので、阪神の中野拓夢内野手や中日のブライト健太外野手などが候補に上がった結果、阪神・及川雅貴投手が選出された
及川選手は66登板で防御率0.87という成績を記録し、ブルペンを支えた功績が評価された
JERAセ・リーグAWARDの概要
JERAセ・リーグAWARDは、公式記録員が勝利に最も貢献した選手をノミネートし、月間単位で集計を行い選出される毎月、チーム別に最も活躍した選手が代表として選ばれ、最終的にレジェンドOBが年間大賞を決定する
今シーズンの月間受賞者には、巨人の山崎伊織投手、阪神の森下翔太外野手、中日のジェイソン・ボスラー外野手などが名を連ねている
佐藤輝明選手の活動は、優勝を目指すチームにとって非常に重要である。彼の成績は、チームを引っ張る存在となり、特に本塁打と打点の2冠はスペシャルな業績といえる。さらに若手選手の成長も促し、将来の阪神を担う選手たちのロールモデルともなり得る。
キーワード解説
- JERAセ・リーグAWARDとは?プロ野球における功績を称えるための公式表彰で、選手の年間成績に基づき選出されます。
- 打率とは?選手が打席に立ってヒットを打つ確率を示す指標で、数値が高いほど多くのヒットを打ったことを意味します。
- 本塁打とは?野球において、バッターがボールを打ってスタンドの外に飛ばし、1周してランナーすべてが得点するプレーです。
- 打点とは?選手が打った結果として得点をあげた際に与えられるポイントで、打撃能力の一つの指標とされています。
- 防御率とは?投手が与えた自責点の数を元に算出される率で、数値が低いほど投手の成績が良いとされます。

