ソフトバンク・浜口遥大、現役引退を表明 – 1軍登板なしの苦しいシーズンを振り返る

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浜口遥大投手、思いを語る

ソフトバンクホークスの浜口遥大投手が、11日にファーム施設タマスタ筑後を訪れ現役引退を発表した

彼は昨年末、横浜DeNAベイスターズからトレードで加入した左腕選手であるが、今季は1軍での登板機会がなかった

浜口は「やりきったかなという思いもあった

いろんな人との縁、支えがあってプロの世界で頑張ることができました

感謝という思いが一番です」と、率直な気持ちを述べた

艱難辛苦を乗り越えて

浜口選手は今年4月、左肘の「関節クリーニング術」と「胸椎黄色靭帯骨化症」の手術を受け、復帰は7月からだった

彼は2軍で15試合に登板し、1勝と2セーブ、防御率3.78を記録したが、1軍出場は果たせず、10月27日には球団から戦力外通告を受けることとなった

引退に至る理由

浜口選手は「戦力外を受けて、いろんなことを考えていく中で、ここが区切りなのかなという気持ちが強くなった

プレーヤーとして続けたいという気持ちにならなかった」と引退理由を明かした

加えて、地元の球団であるソフトバンクに戻ってきたことに対し、「1軍で投げている姿を見せられなかったのは悔いが残ります」と語った

ファンへの感謝の気持ち
ファンから受けた声援に対して、「上手くいく1年ではなかったけど、チャンスをもらったので感謝しています

地元で終えられたのは、いい野球人生の締めくくりかなと思います」と感謝の気持ちを伝えた

浜口選手は佐賀県の三養基高等学校を経て、神奈川大学から2016年のドラフト1位でDeNAに入団し、ルーキーイヤーの2017年には10勝を記録

8年間での通算成績は44勝(46敗)に達し、多くのファンに愛された選手であった

浜口遥大選手の現役引退は、多くのファンにとって悲しいニュースです。彼は苦しいシーズンを過ごしましたが、感謝の気持ちを忘れずに引退を決意しました。地元の球団で過ごしたことやファンからの声援を大切にし、彼の豊富な経験は今後への手助けになることでしょう。
キーワード解説

  • トレードとは?トレードは、プロスポーツチーム間で選手を交換することを指します。これによりチームの戦力を強化することが目的です。
  • 戦力外通告とは?戦力外通告は、選手がチームの試合に出場する機会を失うことを意味します。この通知は通常、契約されている選手に対して行われます。
  • 防御率とは?防御率は、投手が試合中にどれだけの得点を許したかを示す指標で、数値が低いほど優れた投手を意味します。

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