阪神淡路大震災30周年記念イベントで復興の思いを語った掛布雅之氏と南野陽子

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2025年1月17日、阪神淡路大震災の発生から30年を迎えたこの日、神戸市長田区の大正筋商店街において「神戸震災復興フリーライブ ONE HEART~繋げよう未来へ~」が開催されました

このイベントには、阪神タイガースのレジェンドであり、OB会長の掛布雅之氏(69)、著名歌手の南野陽子(57)、タレントの松村邦洋(57)らが参加し、震災からの復興の重要性について深い思いを語りました

掛布氏の思い

掛布雅之氏は、震災発生の翌日である1月17日の午後5時46分に、当時の記憶を胸に黙とうを捧げました

30年前、大阪府内で震災を体験した掛布氏は、その際に被災地での炊き出しに参加し、必死にお好み焼きを焼いていた思い出を語ります

「10年、20年、30年と時が経つにつれ、様々な課題が出てくると思う

我々は30年という節目だからこそ、新たに復興の在り方を考え直す必要がある」と語り、心の復興の大切さを強調しました

心の復興の重要性

掛布氏は、震災の復興は単に物理的な建物や町づくりに限らず、人々の心の笑顔も忘れてはいけないと述べます

彼は「我々の経験が東日本大震災や能登半島地震の復興の一つのお手本となるようなシステムを構築しなければならない

心の復興が非常に重要である」と力説しました

南野陽子の思い

兵庫県伊丹市出身の南野陽子は、震災当時は東京都内に住んでいましたが、震災前日に帰郷していたため、衝撃的な変化を身近に感じました

彼女は自身のヒット曲「楽園のDoor」を歌い上げ、困難に立ち向かう勇気と希望のメッセージを届けました

「これからもこの思いを40年、50年、そしてずっと続けていきたい」と強く願った彼女の言葉は、多くの参加者の心に響きました

まとめ
今回の復興イベントは、阪神淡路大震災から30年という重要な節目にあたります

参加者たちは、それぞれの立場から震災の教訓や復興のあり方について深く語り合い、一歩ずつ歩みを進めることの大切さを再認識しました

このようなイベントは、復興の歴史を振り返るだけでなく、未来へ向けての希望を分かち合う貴重な機会となっています

阪神淡路大震災の30周年を記念するイベントにて、多くの人々が復興の重要性を再確認しました。掛布雅之氏と南野陽子氏の言葉は、震災からの復興の課題や心の大切さを多くの人に印象づけました。特に、心の復興の重要性を訴える掛布氏のメッセージは、次世代に向けた希望となっています。
キーワード解説

  • 阪神淡路大震災とは?:1995年1月17日に発生した大地震で、神戸市を中心に甚大な被害をもたらしました。
  • 心の復興とは?:物理的な復興だけでなく、地域社会の人々が心の平安や幸せを感じられる状態に戻ることを意味します。
  • 炊き出しとは?:災害時に被災者に対して食事を提供することを指します。

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