デイリースポーツの評論家である安仁屋宗八氏(80)は、この練習を視察し、特にドラフト1位の佐々木泰内野手(22・青学大)と4位の渡辺悠斗内野手(22・富士大)の打撃練習に注目しました
「あそこまで振れる選手はなかなかいない」と太鼓判を押し、将来の中軸候補としての両選手に熱い視線を向けました
安仁屋氏は、特に佐々木選手のスイングに感銘を受けました
「間が取れているね」とそのタイミングを高く評価し、広角に打球をはじき返す対応力にも期待を寄せました
さらには「センター方向を中心にきれいな打球を打てるのは良い打者の証拠
バックスクリーンに放り込む想像ができる」と舌を巻く様子が印象的でした
この日は彼が見せた素晴らしいスイングは、内角の左右投手のボールに対しても強く反応し、その威力はまるで一軍選手のよう
安仁屋氏は、将来的には「3割、20本打てる」と賛辞を贈りました
続いて打席に入ったのは渡辺選手です
彼の堂々とした体格に安仁屋氏も「すごい体格
素晴らしい」と目を奪われました
さらには彼の打ち損じもあったものの、その低めへの対応が高評価を受け、「ローボールヒッターだね」と称されました
渡辺選手は、「左投手に対してのバットの出し方が抜群」と彼の才能にも期待が寄せられています
この日の練習は合同自主トレの3日目であり、佐々木選手は気温7度の中、半袖で打撃練習に臨み、「コンディションも上がってきつつある」と左肩脱臼から順調な回復をアピールしました
同時に渡辺選手も「逆方向に強い打球を」という課題を持ちながら、2月1日のキャンプインへの準備を進めています
新井監督が「例年以上に若い選手にチャンスが来る」と言及している今季、安仁屋氏も「2人とも振れるのが魅力
今日初めて見たが、すごく楽しみになった」と期待を寄せており、レジェンドのお墨付きを得た2選手は、プロでの戦いに挑む構えを見せています
プロ野球の注目新人選手である佐々木泰と渡辺悠斗は合同自主トレーニングでの打撃練習で特に際立ったパフォーマンスを見せ、評論家からも高い評価を受けました。彼らの今後の成長が非常に楽しみです。
キーワード解説
- フリー打撃とは?打撃選手が実戦でのヒットを狙った打席を持つ練習のこと。主にバッティング技術を向上させる目的で行われます。
- タイミングとは?バッティングにおいて、投手のボールが来るタイミングに合わせてスイングすること。タイミングが合っていると、ボールに力強く当たります。
- ローボールヒッターとは?低めのボールを得意とする打者のこと。彼らは特に低い球に対して強い打球を打つ能力を持っています。