ソフトバンク・柳田悠岐が日本シリーズで新たな記録を樹立

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日本シリーズ第5戦において、福岡ソフトバンクホークスの外野手・柳田悠岐が重要な場面で同点の2ランホームランを放ち、チームを勝利に導く一打を記録した

この試合は、阪神タイガースとの対戦で、柳田は8回1死一塁の場面でマウンドに立っていた石井大智から貴重な一発を放った

石井は公式戦で57試合、ポストシーズンを含めた56試合連続無失点中の選手であり、柳田が彼から本塁打を打ったことで、その凄さを証明するものとなった

スポーツ評論家の安藤統男氏は、柳田の打撃力に感嘆の声を上げた

「柳田の底力を感じる一発だった

直球は悪くなかったが、柳田はそれをスタンドまで運んだ

」と述べ、セ・リーグの打者が同じボールに対して苦しむ中、柳田は決して負けていなかった

今シリーズでの柳田は、全5試合に「1番打者」として出場し、10安打を記録した

これは5試合シリーズにおけるタイ記録であり、打率は4割5分4厘

また、柳田は「3大舞台」と呼ばれる日本シリーズ、公式戦、オールスター戦での打率3割以上を達成した選手としても注目されている

日本シリーズの通算打率は昨年まで2割9分9厘だったが、今年の成績を受けて3割2分1厘に上昇した

オフィシャルベースボールガイドによると、「3割打者」とは公式戦で4000打席以上で打率3割以上を達成した選手のことであり、その中で日本シリーズとオールスター戦でも3割を超えた選手は僅か2名しかいない

柳田は2019年までの5回のシリーズでの打率が2割7分6厘であったが、2020年代には3回のシリーズ合計で打率3割9分3厘を記録しており、年齢を重ねるごとに大舞台での勝負強さを見せている

ちなみに、柳田はクライマックスシリーズにおいても数多くの記録を保持しており、得点(33)、安打(57)、本塁打(10)、打点(36)、塁打(95)の全てで最多記録を持つ選手として知られている

さらなる打率の向上にも期待が寄せられている

今回の柳田選手の活躍は、彼の打撃力が単なる数字だけではなく、重要な場面での勝負どころでの強さにも表れていることを証明しています。特に、公式戦やオールスター戦でも高い打率をキープしていることから、彼の能力がいかに高いかがわかります。年齢を重ねても成長し続ける柳田選手の姿は、若い選手たちにとっても良いお手本となるでしょう。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは?日本のプロ野球の年間の最終決戦として行われるシリーズで、リーグ優勝チーム同士が対戦します。
  • 本塁打とは?野球において、打者がボールを打ってから塁を4つ一周してホームに戻ることを指し、1得点をもたらします。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対し、ヒットを打った回数の割合を示す指標で、打者の成績を示します。
  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフ形式の試合で、日本シリーズに進出できるチームを決めます。

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