愛知工業大学からドラフト1位で入団した中村は、自身の課題に真摯に向き合い、身体の強化を目指して汗を流している
ルーキーイヤーの成果と課題
中村のルーキーイヤーは決して順風満帆ではなかった7月3日には広島戦でプロ初勝利を飾ったものの、4試合の登板で1勝2敗、防御率5.51と、期待通りの成績を残せなかった
特に、コンディション不良に悩まされ、充実感を持てないシーズンを過ごした彼は、次のシーズンに向けて強い決意を見せている
体力強化への取り組み
秋季キャンプでは、「しっかり体をつくる」をテーマに、ウエートトレーニングとブルペンでの投球を組み合わせた厳しいトレーニングメニューに臨んでいる「ウエートトレーニングをメインにし、ブルペンでのピッチングを抜くことはしない」と語る中村
体力をつけることが、怪我を防ぎ、先発ローテーションに入るための鍵と位置づけている
投球技術の向上を意識
身体の強化だけでなく、投球動作の改善にも取り組んでいる中村胸郭の可動域を広げるため、チューブを使ったトレーニングを行っており、「胸郭の硬さが課題
硬いと投球時に球が見やすくなるので、しっかり使えるようにしたい」と自己分析を続けている
来季の抱負
彼は「来年は1年間、先発ローテで回れるようにしたい」と強い意志を持っている中村の真摯な取り組みが、来シーズンの実を結ぶことを期待したい
中村優斗選手の秋季キャンプでの努力は、将来の成功に向けた重要なステップです。彼の成長に期待が寄せられる一方で、体力強化や投球技術の向上がどのように実を結ぶかが楽しみです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは？
- ウエートトレーニングとは？
- 防御率とは？
