ソフトバンク浜口遥大投手、現役引退を発表

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 2025年11月11日、福岡ソフトバンクホークスは、戦力外となっていた浜口遥大投手(30)が現役を引退することを公式に発表した

浜口投手は神奈川大学から2017年に横浜DeNAベイスターズにドラフト1位で入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせた

 浜口投手の通算成績は135試合登板で44勝46敗、防御率3.76というもので、特に防御率は投手にとって重要な指標であり、登録した試合での得点を考慮した上での防御性能を示すものだ

昨オフにはトレードによりソフトバンクに加わったが、4月に国指定難病の一つである黄色靱帯骨化症の手術を受けた影響で、今季は1軍登板が無かった

 黄色靱帯骨化症とは、背中から首にかけての靱帯が骨化してしまう病気で、著しい身体的苦痛や運動機能の低下を引き起こすことがある

浜口投手は治療に専念していたものの、競技復帰が叶わなかった

引退に際し、『自分のプレーできた喜びと、ファンの皆さまに感謝しています

これからの人生も大切にしていきます』とコメントした

浜口選手の引退は、選手としての輝かしいキャリアを閉じることを意味しますが、難病との闘いは多くの人に勇気を与えるものでした。彼の今後の人生が健康であり、幸多いものであることを祈ります。
キーワード解説

  • 黄色靱帯骨化症とは? 
    黄色靱帯骨化症は、脊柱にある靱帯(じんたい)が異常に硬くなり、骨のようになってしまう病気です。この病気は、神経や周りの組織に圧迫を与えることがあり、痛みやしびれを引き起こすことがあります。

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