五十幡選手は、母校である中大の先輩である亀井善行外野守備走塁コーチ(43歳、所属:読売ジャイアンツ)から指導を受け、「ポイントで(球を)捉えちゃうときがあるので、(ミートゾーンの)線を作りたいなという話
良くなっている感じがある」と充実感を漂わせた
また、五十幡選手は今季、セ・リーグで最多の168安打を放った同じ左打ち外野手の岡林選手(中日)とも積極的に意見交換を行い、「岡林の打撃
そういう感じで捉えられたら
詰まりながらも強い打球がいっている感じるが理想かなと思います」と今後の打撃フォームへの意欲を示した
五十幡選手の最大の武器は50メートル走を5秒6で走る俊足であり、今シーズンはパ・リーグで3位タイとなる25盗塁を記録している
2026年3月に開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、ベースのサイズが従来に比べて一辺が3インチ(約7.6センチ)広がることが発表されており、牽制球(けんせいきゅう)についても「1打席中で3度目までに走者をアウトにしなければならない制限」が設けられる
五十幡選手は、「牽制数も限られていますし、(スタートが)切りやすいかもしれない」という見解を示している
侍ジャパンの足のスペシャリスト候補には、周東選手(ソフトバンク)などのライバルが多く、「(ライバルが多いと)言われることも多いので、自分らしくと思っています」と五十幡選手は力強く語った
五十幡亮汰選手の積極的なトレーニング姿勢が印象的で、特に亀井コーチからの指導を受け入れる柔軟性が見られます。ライバルが多い中で自分のスタイルを貫こうとする姿勢は、若い選手にとって良い刺激となるでしょう。また、WBCに向けた準備も進んでおり、今年の大会が楽しみです。
キーワード解説
- ミートゾーンとは? 打球を打つ際にボールがバットに当たる部分のことを指し、打者にとって重要な場所です。
- 牽制とは? 塁上の走者をアウトにするために投手が行う投球方法であり、走者の動きを牽制(けんせい)することからこの名前があります。
- 俊足とは? 速く走る能力が優れていることを指し、野球では盗塁や外野での守備プレーで特に重要です。

