ソフトバンク松本裕樹、侍ジャパン合宿で本格投球練習を披露

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野球の日本代表「侍ジャパン」の強化合宿に参加中のソフトバンクホークスの松本裕樹投手(29)が、11日にブルペンで本格的な投球練習を行った

合宿も残すところ2日となる中で、松本投手のさらなる成長が期待されている

投球練習の詳細

松本投手は、今回の練習で37球を投げ込み、韓国との強化試合に向けての準備を進めた

自らも「どれぐらい対応できるかは楽しみ

やれることは精いっぱいやって、良い投球ができれば」と語り、意気込みを見せた

過去の実践練習では登板を控え、疲労を配慮した内容となっていたため、今回の投球は特に注目される

投球内容と新技術の導入

ブルペンでの投球は、オリックスの若月健矢選手を相手に行われた

松本投手は直球、スライダー、カーブといった多様な球種を操り、メジャー公式球の特性を確認した

また、新たに採用された「ピッチクロック」と「ピッチコム」の技術も試された

「ピッチクロック」は投球間の時間を制限し、試合のペースを向上させる目的がある

これに加え、「ピッチコム」はサイン伝達機器で、捕手とのコミュニケーションの効率を高める役割を担っている

監督の評価

松本投手の投球を見守った日本代表の井端弘和監督は、松本投手の持つ「ホップ成分」と呼ばれるボールの特性に注目

これはボールが投球の際に浮き上がる特性を指し、打者にとっては打ちづらいボールとなる

監督は「変化球も自由に操れるし、ボールも強い」とその能力を高く評価し、韓国戦での活躍を期待している

今後の展望

松本投手は、巨人の大勢投手、中日の松山晋也投手、西武の平良海馬投手とともに、日本の中継ぎ陣の中で重要な役割を果たすことが期待されている

週末の強化試合では、その実力を証明する機会が訪れる

松本裕樹投手のブルペンでの活躍は、韓国戦への期待感を高めるものです。新しい技術を取り入れた練習は、今後の日本代表にとって重要な要素となるでしょう。監督の評価も高く、彼の投球に注目です。
キーワード解説

  • 侍ジャパンとは? 日本の野球代表チームであり、国際大会に出場するためのチームです。
  • ピッチクロックとは? 投手がボールを投げるまでの時間を計測し、制限することで試合の進行をスムーズにする技術です。
  • ピッチコムとは? 捕手と投手の間でサインを迅速に伝達するためのデジタル機器で、試合の流れを良くするために使われます。

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