合宿も残すところ2日となる中で、松本投手のさらなる成長が期待されている
投球練習の詳細
松本投手は、今回の練習で37球を投げ込み、韓国との強化試合に向けての準備を進めた自らも「どれぐらい対応できるかは楽しみ
やれることは精いっぱいやって、良い投球ができれば」と語り、意気込みを見せた
過去の実践練習では登板を控え、疲労を配慮した内容となっていたため、今回の投球は特に注目される
投球内容と新技術の導入
ブルペンでの投球は、オリックスの若月健矢選手を相手に行われた松本投手は直球、スライダー、カーブといった多様な球種を操り、メジャー公式球の特性を確認した
また、新たに採用された「ピッチクロック」と「ピッチコム」の技術も試された
「ピッチクロック」は投球間の時間を制限し、試合のペースを向上させる目的がある
これに加え、「ピッチコム」はサイン伝達機器で、捕手とのコミュニケーションの効率を高める役割を担っている
監督の評価
松本投手の投球を見守った日本代表の井端弘和監督は、松本投手の持つ「ホップ成分」と呼ばれるボールの特性に注目これはボールが投球の際に浮き上がる特性を指し、打者にとっては打ちづらいボールとなる
監督は「変化球も自由に操れるし、ボールも強い」とその能力を高く評価し、韓国戦での活躍を期待している
今後の展望
松本投手は、巨人の大勢投手、中日の松山晋也投手、西武の平良海馬投手とともに、日本の中継ぎ陣の中で重要な役割を果たすことが期待されている週末の強化試合では、その実力を証明する機会が訪れる
松本裕樹投手のブルペンでの活躍は、韓国戦への期待感を高めるものです。新しい技術を取り入れた練習は、今後の日本代表にとって重要な要素となるでしょう。監督の評価も高く、彼の投球に注目です。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは? 日本の野球代表チームであり、国際大会に出場するためのチームです。
- ピッチクロックとは? 投手がボールを投げるまでの時間を計測し、制限することで試合の進行をスムーズにする技術です。
- ピッチコムとは? 捕手と投手の間でサインを迅速に伝達するためのデジタル機器で、試合の流れを良くするために使われます。

