阪神・藤川監督が若手育成に意欲、秋季キャンプでスコアレスドロー

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阪神タイガースは11日、高知・春野で行われた秋季キャンプ第3クール初日に中日ドラゴンズとの練習試合に臨み、0―0のスコアレスドローに終わった

試合を指揮した藤川球児監督(45)は現場に立たなかったものの、試合終了まで選手たちに熱い視線を送り続けた

藤川監督は、試合後に「(練習試合が行われる)16日に延長10回から安芸市営球場で勝負しましょう

ドラゴンズさん楽しみにしています」と語り、再戦を待ち望んでいる様子を見せた

この試合では、高卒の選手による中軸打線が組まれ、特に百崎、山田といった高卒2年目コンビがスタメン出場した

若手選手にとっては、秋季キャンプでの成果を試す貴重な機会となり、自らの能力をアピールする場ともなった

試合中、二回に左翼への二塁打を放った百崎選手について、藤川監督は「アグレッシブなバッター

いい形でできている」と高く評価し、代打で野手デビューを果たした西純矢選手にも「緊張しただろうけどね

数を与えてもらえるような練習態度だとは思いますよ」と期待を寄せた

昨季の阪神タイガースは、1~5番の打順を固めた主力全員が大学、社会人出身であり、このことから藤川監督は高卒組の育成の重要性を強調

「叩き上げるしかないでしょうね

環境を与えることはないと思います」と断言し、チーム作りにおける現在のバランスを分析した

さらに、「頑張って頑張って練習して這い上がるような組織になると思いますから

期待しています」と若手選手たちの奮起を促した

藤川監督が目指すのは、若手を育成し、一軍定着を果たさせるチーム作りである

今後、若虎たちの成長が期待される

阪神タイガースの藤川監督が掲げる若手選手の育成方針は、新しい風をチームに吹き込む可能性を秘めています。特に高卒選手たちが中軸に起用されることで、未来のチームを形成する手助けになるでしょう。監督の熱い期待に応える形で、選手たちが成長していくことが望まれます。
キーワード解説

  • 藤川球児とは?プロ野球選手として名球会入りを果たした元投手で、現在は阪神タイガースの監督を務める。
  • 高卒野手とは?高校卒業後にプロ入りした野球選手を指し、若い選手の育成が今後のチームの柱となる。
  • スコアレスドローとは?試合で両チームが得点を上げられずに終わった場合の記録。
  • アグレッシブなバッターとは?攻撃的な姿勢でバッティングに臨む選手を指し、積極的にヒットを狙う。

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