オリックス岸田監督が語る、今季の戦いと未来への展望

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オリックス・バファローズの岸田護監督が、元選手の能見篤史氏との対談で、今季の反省点と来季の展望を明らかにしました

岸田監督は、1年目のシーズンを経て、チームを昨季のリーグ5位から3位に押し上げ、クライマックス・シリーズ(CS)に進出するなど、一定の成果を上げました

1年目の監督業を振り返る

対談の中で岸田監督は、シーズン開始当初の不安を振り返り、「やってみないと分からないことが多い」と語りました

特に怪我が多発したことが苦難を強いられた要因の一つとして挙げられました

トミー・ジョン手術(肘の靭帯再建手術)が必要な選手が複数人出たことが、特に痛手だったといいます

次期への課題

岸田監督が最も重要視している点は、投手の戦力強化です

今秋のドラフトでは、高校生選手を多く指名したことから、チームの若返りを図りつつ、既存選手のパフォーマンス向上が急務であると述べました

特に、故障からの復帰が期待される選手たちの健やかな成長が求められます

選手の成長と新戦力の必要性

岸田監督は、「走れる選手が少ない」と、チームの盗塁数がリーグワーストであることに言及します

特に、今季のチーム盗塁数は58で、チームトップがドラフト1位の麦谷で12度にとどまりました

また、「選手の体力面での問題もあり、台湾へウインターリーグに参加することで、選手の能力向上に繋げたい」と今後の取り組みを明らかにしました

チームの明るい未来へ向けて
対談の最後に岸田監督は、「暗くなってもいいことはない」と述べ、チームを明るく保つことの重要性を強調しました

能見氏も、「監督が輝いていると、選手もより頑張れる」と言葉を送っています

岸田監督のインタビューでは、チームの課題と将来への希望が語られ、選手たちの成長や戦力強化が課題になっていることが明らかになりました。また、明るいチーム作りを目指している姿勢に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • クライマックス・シリーズとは? プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフで、各リーグの上位チームが戦うトーナメントです。
  • トミー・ジョン手術とは? 野球選手に多い肘の靭帯を修復する手術で、選手にとっては復帰までに長いリハビリが必要です。
  • 盗塁数とは? 試合中に選手が塁を進めるために次の塁を走る回数を指し、チームの俊足選手の重要性を示す指標となります。

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