立正大、10季ぶりの1部昇格を決める 単独リーグ戦での逆転勝利の舞台裏

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<東都大学野球:立正大5-3駒大>◇1、2部入れ替え戦◇2回戦◇11日◇神宮 11月11日、神宮球場で行われた東都大学野球の1、2部入れ替え戦第2戦において、立正大学は駒沢大学を5対3で破り、見事に2連勝を収めて10季ぶりの1部昇格を果たしました

緊迫の試合展開と感動の勝利

立正大はできる限りの選手を活かし、特に9回の逆転劇が勝利の決め手となりました

監督の金剛弘樹(46)も試合終了時には感動で涙を流し、「最後まであきらめない

それが実現できた」と語りました

金剛監督は、プロ野球チーム中日ドラゴンズで22年間プレーし、その後指導者としても成功を収めた人物です

細かい野球の徹底

今シーズン、立正大学は春季リーグで4位に終わりましたが、その経験を糧に、特に投手力の向上を目指しました

投手が1試合を完投できる力を養い、進塁打や犠打などの「1球の執着」を合言葉に、細かなプレーを徹底しました

これにより、チーム全体の士気も高まり、最終的には良い結果につながりました

選手の声

選手たちもこの勝利に感謝の意を表しており、特に巨人育成2位の林燦(4年・広陵)は「ここまで来られたのは監督や周りの選手たちのおかげ

感謝をもってやっていきたい」と笑顔で語りました

林選手はこの試合を大学での最後の登板とし、充実感に満ちた表情を見せていました

立正大学の1部昇格は、10季ぶりという長い時間を経て成し遂げられたものであり、選手たちの努力が報われた瞬間です。逆転の場面では、優れた戦術だけでなく、決して諦めない姿勢が勝利を引き寄せました。今後の成長がますます楽しみです。
キーワード解説

  • 監督とは?:チームの戦略や選手を指導する役割を持つ責任者のこと。試合の流れを見極め、選手の配置や戦術を決定する重要な位置にいる。
  • 逆転勝利とは?:試合中に劣勢だったチームが、後半に得点を重ねて勝利することを指す。試合の緊迫感を高め、観客を引き込む要素の一つである。
  • 投手力とは?:野球において、投手が打者を抑える力を指し、チームの成績に大きく影響する重要な要素。投手がしっかりと試合を支えることで、勝利の可能性が高まる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。