彼は、同僚で年下の右腕、大津亮介投手（26）のピッチングスタイルを参考にし、復活を目指している
今季はシーズン終盤に救援投手として8試合に登板したが、思うような結果を出せず、防御率は6・92という不本意な数値で終えた
彼の来季は先発投手としての起用が期待されており、競争が激しいポジションとされている
上茶谷は、大津投手について「彼の投球スタイルが好きです」と語り、豊富な変化球とその精度、さらには速度においてもポテンシャルを高く評価した
シーズン中から両選手は多くの情報交換を行っており、上茶谷は「彼に多くを教えてもらっています」と謙遜する一方で、大津は「先輩からも多くのアドバイスをもらいました」と返答した
このような交流が、両者の技術向上に寄与していると考えられる
相互指導による成長
特に、日本シリーズでは大津投手が「阪神打線にチェンジアップが有効」との助言を上茶谷に伝え、その結果として上茶谷も好投を果たしたこのように、相手を尊重しながら互いに高め合う姿勢が、今後の活躍に繋がることが期待される
プロ入りから8年目の上茶谷は、「先発が自分の力を最大限に発揮できるポジション」と語り、来季への意欲を示している
また、同じくドラフト1位指名を受けた浜口が現役引退を発表したこともあり、先輩の思いを胸に鷹の一員として存在感を示すための準備を進めている
上茶谷選手が後輩の大津選手を参考にしている点は非常に興味深い。年齢差を超えた良好な関係は、チーム全体の士気を高めるだけでなく、個々の成長にも繋がる。今後の二人の活躍がますます楽しみである。
キーワード解説
- 防御率とは？：防御率は、投手の成績を示す指標で、投球回数に対する失点の割合を表す。低いほどピッチャーとしての成績が良いとされる。
- チェンジアップとは？：チェンジアップは、投球における変化球の一種で、直球よりも遅い速度で投げることで打者を騙す役割を持つ。
