今井達也投手、メジャー挑戦を示唆 シカゴ・カブスが新エース候補に名乗り

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埼玉西武ライオンズの27歳の今井達也投手が、今オフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦する意向を示しています

ポスティングシステムとは、特定の条件下で選手がメジャーリーグ球団に移籍できる仕組みで、MLBのチームと契約する前に日本の球団に対して移籍金を支払う必要があります

この度、今井選手の獲得を目指すシカゴ・カブスが新たなエース候補として浮上しています

カブスは今季、5年ぶりのプレーオフ進出を果たすも、投手陣における不安定さが課題でした

特に、34歳のマシュー・ボイド投手がチームトップの防御率や奪三振数を誇る一方で、その年齢が懸念材料となっています

さらに、今永昇太投手がフリーエージェント(FA)となったため、先発ローテーションの強化が急務とされています

米国のスポーツ専門紙『スポーツ・イラストレイテッド』は、「カブスにとっての理想的な動きは、今井選手との契約だ」と記載しています

今井選手は、今季に自己最高の成績を残し、24試合で防御率1.92、WHIP(被出塁率)0.892という圧倒的な数字を記録

163回2/3を投げながら178奪三振を達成し、与四球はわずか45個にとどまっています

しかし、今井選手の獲得には激しい競争が予想され、他球団と争うためには巨額の投資が不可欠です

『スポーツ・イラストレイテッド』は、「カブスが他球団を上回るためには、総額で9桁に達するような大型契約を提示する必要がある」と分析しています

ここ数年のカブスの補強方針とは異なる大型補強が、チームの未来を変えるために思い切った判断が求められる時期に来ているようです

今井達也投手のメジャー挑戦の意向と、シカゴ・カブスの動きは注目されています。カブスが新たなエースとして今井選手を獲得するために、どのような契約を提示するのかが今後の注目ポイントです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? 特定の条件下で日本の選手が海外のチームに移籍する際に、移籍金が必要になる仕組みです。
  • WHIPとは? 投手が与えた安打と四球による出塁数の合計を、投球回数で割った指標で、低いほど良い成績とされます。
  • フリーエージェント(FA)とは? 契約の期限が切れた選手が、他の球団と自由に契約できる権利のことです。

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