パドレス、今井達也投手の争奪戦に参戦宣言
米大リーグのGM会議が11日(日本時間12日)、米ネバダ州ラスベガスで開幕し、ナ・リーグのGMたちがメディアの取材に応じたこの場で、サンディエゴ・パドレスのA.J.プレラーGMは、ダルビッシュ有投手(39)が2度目の右肘手術を受けて来季全休となることを受け、先発投手の補強が急務であると明言した
特に、今井達也投手(27)の獲得を目指す姿勢を強調
「ポスティングシステム」を利用したメジャー挑戦を目指す今井選手の争奪戦に、高らかに“参戦宣言”を行った
ポスティングシステムとは、メジャーリーグと日本のプロ野球間で選手の移籍を可能にする制度で、選手が日本の球団に一定の金銭を支払うことで、メジャー移籍が許可される
プレラーGMは、「先発投手は、明らかな我々の補強ポイントだ
GM会議から数週間の間にも、より協議を進めていく部門となる」と述べた上で、今井選手についての過去の調査を振り返り、「彼が進歩し、成長を続けている姿を見るのは非常に楽しい」とその評価を高めた
さらに、今井選手の投球スタイルについても触れ、「彼は良い投手であり、運動能力が高い
速球を投げられ、制球力も向上している
近年、非常に良い成果を上げており、彼の野球への倫理観と適応能力は並外れている」と高評価を与えた
プレラーGMは、「我々は彼に関して十分な視察を重ねてきた
願わくば、その時(ポスティング)が来た時には準備完了となっていたい」と強調し、熱意を持って今井選手争奪戦への参加を明言した
また、ダルビッシュ投手の右肘手術の経緯についても語り、「シーズン中に彼自身が100%の状態でないと感じながら投げていた
メディカル検査を受けて手術が必要という診断を受けた
彼はプロであり、我々は彼を心から尊敬している
今後もリハビリについてサポートし、彼との会話を続ける」と語った
さらに、「ダルビッシュは偉大な投手であるだけでなく、常に良いスカウトでもある
彼の意見は常に参考にしている」と述べ、来季全休となるが、ダルビッシュの存在が今井選手獲得に向けた助けとなる可能性が高いことを示唆した
今回は、パドレスが西武の今井選手獲得に興味を示したニュースが報じられました。ダルビッシュ投手のケガが影響し、先発投手の補強が急務です。このような状況下で、今井選手の成長に注目が集まっているのは非常に興味深いです。ダルビッシュ選手が全休となる中、どのような影響をチームにもたらすか、今後の動向が楽しみです。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?選手が日本のプロ野球からメジャーリーグに移籍する際、一定の金銭を支払うことで移籍が認められる制度です。
- GM会議とは?米大リーグにおける各球団のゼネラルマネージャー(GM)が集まり、選手のトレードや補強について話し合う重要な会議です。
- 制球力とは?投手が投球を行う際に、ボールを狙った場所に正確に投げる能力を指します。制球力が高いと、相手打者を容易に抑えることができます。

