藤川監督、バックネット裏からの視点でリリーフ陣を見守る

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11日、春野総合運動公園野球場で行われた練習試合で、中日vs阪神はスコアレスドローという結果に終わった

阪神の藤川監督はベンチに入らず、バックネット裏から試合を観察した

この試合では8人の投手が継投し、その中でも特に右の速球派リリーバーの育成が次季の課題としている藤川監督にとって重要な場面となった

投手育成の新たな試み

監督が特に注目したのは、今秋キャンプで直接指導を行った椎葉と木下の二人だ

椎葉は左打者に対してアウトハイの球を上手く投げ込んでおり、「踏み込みが強く、ちょっと吹くような球ができていました」と評価される

一方、木下も「いいボールにはなっていましたが、確率は5割に届かないぐらい」と、さらなる進化が必要と指摘した

他の投手陣の評価

また、津田と石黒についても、下積みを経て成長を遂げている点が評価された

藤川監督は「下積みをしてきているから、いいものが出てきていますね」と述べ、今後の活躍を期待している

次の試合に向けた意気込み

次回の中日との練習試合は16日に安芸で行われる予定で、藤川監督自身は引き続きベンチには入らないが、ジョーク交じりに「0-0なんで、延長十回から16日の勝負しましょう」と発言し、選手たちへの負担を少しでも軽減しようとしていた

藤川監督がバックネット裏からリリーフ陣を見守る姿勢は、未来の投手育成のための新たな戦略を示しています。特に若手選手への直接指導を行うことで、彼らに自信を持たせ、成長を促している点は評価できるでしょう。
キーワード解説

  • スコアレスドローとは?対戦が終了しても両チームの得点がない状態を指します。
  • 継投とは?一人の投手が登板した後に、他の投手と交代する投球戦略のことです。
  • リリーバーとは?主に試合の終盤に投げる投手で、得点を防ぐ役割を担います。

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