元中日・竹内龍臣、トライアウトで力投—新たな可能性を探る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇12日 エイブル トライアウト 2025~挑め、その先へ~(マツダスタジアム) 元中日ドラゴンズでルートインBCリーグ・茨城アストロプラネッツの竹内龍臣投手が、マツダスタジアムでのトライアウトに参加しました

このイベントは、戦力外となった選手が新たなチャンスを得るためのものであり、多くのスカウトや関係者が見守る中で行われました

トライアウトの内容

竹内投手は、打者3人との対戦で腕前を披露しました

初めに対戦したのは、横浜DeNAベイスターズから戦力外となった鈴木蓮内野手

ここでは、初球138キロの直球を投げ、遊撃手に打ち取る結果となりました

次は、伯和ビクトリーズの選手を相手に初球で一ゴロを記録し、最後に広島カープから戦力外となった松山竜平外野手との対戦では、カウント2-2からの変化球が右前に落ちる結果となりました

竹内の投球は、合計で7球を投げ、その最速は140キロでした

竹内のこれまでのキャリア

竹内投手は2020年にドラフト6位で中日ドラゴンズに入団し、札幌創成高校からプロの世界に飛び込みました

しかし、1年目には右肘の疲労骨折に悩まされ、その後育成契約に移行

2年目の2022年にはウエスタン・リーグでプロ初の公式戦登板を果たし、15試合で防御率3.00を記録しました

しかし、2023年4月に再び右肘の手術を受け、2024年には2軍の練習試合で実戦復帰しましたが、支配下復帰はかなわずに戦力外となりました

このシーズンは独立リーグに所属し、10試合で防御率5.40という成績でした

今後の展望

トライアウトは、竹内投手にとって新たなチャンスの場となるかもしれません

独立リーグでの経験を活かし、さらなる成長を遂げる姿が期待されます

スカウトの目に留まる投球ができるか、今後の評価に注目です

竹内投手のトライアウトは、彼にとって新たな挑戦の場となりました。特に、マウンドでのパフォーマンスは、今後の進路に大きな影響を与える可能性があります。若い選手が厳しいプロ野球界で生き残るためには、こうした機会をしっかりと活かすことが重要です。
キーワード解説

  • トライアウトとは?選手が自由契約後に新しいチームを探すための試合で、スカウトが選手を評価する場でもあります。
  • 変化球とは?ボールの球質や軌道を変えて投げる投球法で、打者にとっては打ちにくいボールとなります。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、数値が低いほど優秀とされます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。