今季、大野投手は20試合に先発登板し、11勝4敗、防御率2.10という素晴らしい成績を残した
特に、彼の11勝は自己最多タイであり、チーム内でも最も多くの勝利を挙げた選手となった
また、大野投手は8度もチームの連敗を止める「連敗ストッパー」として活躍し、チームが3年連続で最下位から4位に浮上する原動力となった
さらには、10日にセ・リーグのカムバック賞を受賞し、その活躍が評価されたことが伺える
大野投手自身は、「毎年頑張りたいと思って臨む中で思っていた以上の数字を残すことができた」と充実したシーズンを振り返った
しかし、プロ16年目を迎える来季には、さらに大きな成績を目指す意欲を示している
今季の投球回数は120イニングにとどまった彼は、「今年はピッチングコーチが調整を図ってくださったことで、20試合のうち16試合をバンテリンドームで投げました
やはり、他の投手たち、特に高橋宏斗選手や松葉選手と比較してみると、1年間通して間隔を空けずに投げ続けている彼らにはリスペクトがあります」とコメント
既定投球回を満たそうとする意欲も見せ、「来年はもう一度そこを投げられるように努力していきたい
つまり、バンテリン以外でも投げることが重要だと思います」と力強く、来季への抱負を語った
大野雄大投手の契約更新は、彼の今季の成果をしっかりと評価した結果と言えるでしょう。彼の成績は素晴らしく、特に連敗を止める役割はチームにとって非常に重要です。来季もバンテリンドーム以外で投げることを目指す姿勢からも、プロとしての意欲が感じられます。これからの成長にも期待です。
キーワード解説
- カムバック賞とは？：怪我や不調から復活した選手に贈られる賞で、その年に著しい成績を残した選手に与えられます。
- 防御率とは？：投手が失点した回数を元に算出される指標で、低いほど優れた投手とされています。
- 連敗ストッパーとは？：チームが連続して敗北を喫した際に、その流れを断ち切る勝利をもたらす選手を指します。
- 既定投球回とは？：シーズン中に投げる必要のある最小イニング数で、通常は150イニングとされています。
