又吉克樹投手、マツダスタジアムでのトライアウトで存在感を示す

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日本プロ野球選手会が主催する「エイブルトライアウト2025~挑め、その先へ~」が12日、マツダスタジアムで行われ、38名の選手が参加しました

このトライアウトでは、ソフトバンクから戦力外となった又吉克樹投手(35)が注目を集めました

又吉投手の見事なパフォーマンス

参加した投手の中で最年長となる又吉投手は、大事なマウンドでその経験と実績を存分に発揮しました

彼は右打者の内角をシュート回転で突く直球、スライダー、そしてチェンジアップなどを巧みに制球しながら配球

これらの投球術は、彼の持ち味であり、また彼のキャリアの中で培ったものです

死亡球とその心理

イベント中、2人目の打者である広島・中村選手に対して、太ももをかす死球を与えました

又吉投手は、このプレーについて「そこまで行かないとダメだよって、シーズン中と同じ気持ちに切り替えられた」と語り、その経験から得られる精神的な余裕が彼の投球にも表れたと言えます

未来への意気込み

3人目の打者、西武・松原選手をチェンジアップで打ち取った後、ベンチに戻る際には笑顔を見せました

現在の目標については、「NPBでの現役継続が目標ですが、海外でプレーすることも視野に入れています」と、意気込みを示しました

即戦力としてどこに行っても、野球のレベルアップは可能だと信じています

通算成績と背景
又吉選手は通算503試合に登板し、歴代5位の217ホールドポイントを記録しています

今季はプロ入り後初の1軍登板なしとなったものの、ファームでは先発として27試合に登板しています

彼は沖縄県出身で、中日ドラゴンズに所属していた時代からの活躍が光ります

今回の又吉投手のトライアウトは、単なる選手の再評価だけでなく、彼自身の今後についても大きな意味を持っています。経験豊富な投手が若手選手に対して見せる姿勢は、今後のプロ野球界にも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • トライアウトとは?トライアウトは、プロのスポーツ選手が契約を目指して行う試験的な試合のことです。選手が自らの実力をアピールする機会となります。
  • ホールドポイントとは?ホールドポイントは、リリーフ投手が試合を保持したままで投げた際に記録されるポイントで、投手の安定性を示す重要な指標です。

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