又吉克樹、トライアウトでのパフォーマンスが注目される

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◆エイブルトライアウト(12日・マツダスタジアム) ソフトバンクから戦力外通告を受けた又吉克樹投手(35)が、マツダスタジアムで行われたトライアウトに参加しました

このトライアウトは、戦力外通告を受けた選手が再びプロとしてのチャンスを得るための場で、多くのスカウトが見守る中で行われました

トライアウトの詳細

又吉選手は、先頭の打者でけがで欠場したフルプに代わり、伯和ビクトリーズの打者と対戦

初球、139キロの直球を投げ込み、その打者を三飛に打ち取る好スタートを切りました

しかし、続いて対戦した前広島の中村選手には死球を与えてしまい、少し波に乗れない場面も見られました

最後の打者となる前西武の松原選手は、二ゴロに仕留めることができました

キャリアの変遷

又吉克樹選手は、四国アイランドリーグの香川から、2013年のドラフトで中日に入団

彼は独立リーグ出身選手として初めてFA権を行使し、ソフトバンクに移籍したのは、2021年オフのことです

ソフトバンクでは、加入初年度にセットアッパーとして活躍するも、右足甲の骨折により一時離脱

その後、再び先発に挑戦しましたが、2023年以降は出番が減少し、今季は1軍での登板がありませんでした

成績と記録

通算成績は、503試合登板、47勝32敗、11セーブ、防御率は2・84を記録しています

特筆すべきは、歴代6位の173ホールドを達成しており、その実力が窺える数字となっています

又吉克樹選手のトライアウトは、プロ選手にとっての新たなスタートポイントとして重要です。彼の過去の実績を考えると、再起をかけるこの機会は非常に意味深いものです。特にソフトバンクに移籍後の波乱の経歴は、多くのファンにとっても印象深く、今後の動向が注目されます。
キーワード解説

  • トライアウトとは? トライアウトは、プロ球団が選手の能力を評価するための試合で、戦力外になった選手が再びチャンスを掴むために参加する場です。
  • セットアッパーとは? セットアッパーは、本来先発投手が投げる後、試合の重要な局面で登板し、次のクローザーに繋ぐ役割を担うリリーフ投手のことです。
  • FA権とは? FA権は、フリーエージェント権の略で、一定の年数を経た選手が自分の意志で移籍できる権利のことです。

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