阪神育成・森木大智投手がトライアウトで新球種を披露、再起を誓う

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<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム 2021年ドラフト1位として阪神タイガースに入団した森木大智投手(22)が、トライアウトにおいて力強いピッチングを見せ、今後の野球人生への意欲を表明した

このトライアウトは、戦力外通告を受けた選手が再びプロの世界へ戻るチャンスを与えられる場であり、各球団が選手の実力を見極める重要なイベントである

期待の新球種「ツーシーム」

森木投手が披露したのは新球種である「ツーシーム」

ツーシームとは、投げたボールが真っ直ぐ進むだけでなく、投球後にわずかに横に曲がる特性を持っている

この球種は打者にとって Timingを狂わせる効果があり、特に内角を狙った際に効果的である

トライアウトでのピッチング内容

トライアウトでは、打者3人に対して1安打、1四球の結果を残した

先頭打者である広島の松山には高めの直球を打たれ、中前安打となったが、続くソフトバンクの川原田にはツーシームを投げ込み、空振りを奪った

自分の持ち味である真っ直ぐを中心に攻めながらも、しっかりとした実力をアピールした形だ

入団からの経歴

高知高から注目を浴びつつ入団した森木投手は、ルーキーイヤーの2022年には1軍で2試合に先発

しかし、その後の2年間は1軍の舞台から遠ざかり、昨オフには育成契約を締結

その際に背番号も「20」から「120」へ変更された

今後の抱負
トライアウト後、森木投手は「ストライクゾーンでしっかり勝負できる自信ができてきた」と語り、今後も更なる成長を目指す姿勢を示した

受けた複数の逆境を乗り越え、再び1軍の舞台に戻りたいとの意志を明確にした

今回のトライアウトでの森木選手のピッチングは、彼のプロ野球人生において新たなスタートを示唆しています。新球種の習得や、堂々とした投球態度は、今後の進展が期待できる要素となるでしょう。再びプロの舞台に立ちたいという強い意志は、ファンとしても応援したくなるポイントです。
キーワード解説

  • ツーシームとは?:ツーシームはボールが進む途中で少し横に曲がる特性を持ち、打者のタイミングを崩す効果があります。
  • トライアウトとは?:トライアウトは戦力外通告を受けた選手が、再びプロ野球に挑戦するための場であり、各球団が選手の実力を見極めます。

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