今年はセ・リーグを制した阪神から、リーグ最多となる7人が選ばれました
特に注目されるのは、4年連続で受賞した中日ドラゴンズの岡林勇希外野手です
今回の受賞者は、セ・リーグでは阪神、巨人、中日の3球団からのみ選出され、DeNA、広島、ヤクルトには受賞者がいませんでした
初めて受賞した選手には、阪神の村上頌樹投手などが含まれています
パ・リーグでは、リーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、楽天ゴールデンイーグルス、西武ライオンズからそれぞれ2名が選ばれ、日本ハムからも1名が受賞しましたが、ロッテからは受賞者がいない結果となりました
阪神の7名の選出は、セ・リーグの過去の記録を更新するものであり、2004年に中日が記録した6人を上回るものでした
パ・リーグでは、1978年の阪急ブレーブスおよび1992年の西武からの8人が最多選出という歴史があります
選考プロセスは、全国の新聞や通信、放送各社のプロ野球担当者による投票によって行われ、セ・リーグでは269票、パ・リーグでは227票が有効投票として集まりました
最も多くの得票を得た選手は、セ・リーグの一塁手として選ばれた阪神の大山悠輔内野手で244票、パ・リーグでは西武の一塁手T・ネビンの162票でした
この表彰式は、2025年11月27日に東京都内のホテルで開催される予定です
各チームから選出された受賞者のリストは以下の通りです
| セ・リーグ | 受賞者 | 受賞回数 |
|---|---|---|
| 投手 | 村上頌樹(阪神) | 初 |
| 捕手 | 坂本誠志郎(阪神) | 2回目 |
| 一塁手 | 大山悠輔(阪神) | 2回目 |
| 二塁手 | 中野拓夢(阪神) | 2回目 |
| 三塁手 | 佐藤輝明(阪神) | 初 |
| 遊撃手 | 泉口友汰(巨人) | 初 |
| 外野手 | 岡林勇希(中日) | 4回目 |
| パ・リーグ | 受賞者 | 受賞回数 |
|---|---|---|
| 投手 | 伊藤広海(日本ハム) | 初 |
| 捕手 | 若月健矢(オリックス) | 2回目 |
| 一塁手 | T・ネビン(西武) | 初 |
| 二塁手 | 牧原大成(ソフトバンク) | 初 |
| 三塁手 | 村林一輝(楽天) | 初 |
| 遊撃手 | 紅林弘太郎(オリックス) | 初 |
| 外野手 | 周東佑京(ソフトバンク) | 2回目 |
キーワード解説
- 三井ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球において守備に優れた選手を表彰する賞で、各ポジションごとに選ばれます。
- 受賞回数とは?選手がこの賞を何回受けたかを表すもので、過去の実績を示します。
- 初受賞とは?その選手がこの賞を初めて受け取ることを指し、選手にとって大きな意味を持ちます。
- リーグ制覇とは?各プロ野球のリーグにおいて一位を獲得したチームが達成する目標です。

