楽天・平良竜哉と古賀康誠、支配下選手契約締結
プロ野球チーム・楽天は12日、内野手の平良竜哉選手と投手の古賀康誠選手と支配下選手契約を結んだことを公式発表した平良選手は、沖縄県出身で、2022年のドラフトで5位指名を受けて入団した
昨シーズンは頚椎椎間板ヘルニアのため手術を受け、育成契約に移行していたが、今季はファームで61試合に出場し、打率.354という高打率を記録
出塁率も.401と非常に高く、さらに1本塁打、16打点、15盗塁という成績を残している
平良選手はコメントの中で「今シーズンでの支配下復帰が叶わなかったが、諦めずに結果を残すことで来シーズンに期待を持ち続けて戦ってきた」と語り、来シーズンの目標について「まずは開幕1軍を目指し、その後にはレギュラーを狙えるようアピールしていきたい」と意気込みを述べた
一方、古賀選手は2022年の育成ドラフトで2位指名を受け、下関国際高校から楽天に入団
今季はファームで19試合に出場し、投球回数は100回1/3、成績は5勝5敗1セーブ、奪三振は60、そして防御率は4.31となった
古賀選手は「支配下に契約できて、まずはスタートラインに立てた気持ち」とし、自身の課題をしっかりクリアすることで、1軍の舞台に立てるよう努めていく方針を示した
来シーズンに向けて「初勝利を達成し、1試合でも多く1軍で投げられるよう努力する」との抱負を口にした
平良選手と古賀選手が支配下契約を結んだことは、楽天にとってポジティブなニュースであり、両選手の成長が期待されます。平良選手は高打率と出塁率を誇り、さらに好成績を収めていることから、来シーズンの活躍に期待が高まります。一方、古賀選手もまずは支配下に契約したことから、次のステップでの活躍に向けて前進しています。来シーズンが楽しみです。
キーワード解説
- 支配下選手契約とは?:プロ野球チームが育成選手を正式に1軍や2軍で活用できる選手として契約することを指します。
- 頚椎椎間板ヘルニアとは?:首の椎間板が神経を圧迫することによって痛みやしびれが生じる病気で、手術を要することがあります。
- 出塁率とは?:選手がどれだけ出塁 (塁に出る) できたかを示す指標で、打率とは異なり四球や死球も含まれます。

