この賞は、各ポジションごとに守備が優れた選手に贈られるもので、特に守備力が重視される
受賞者の中で、楽天の若手内野手・宗山塁選手（22）は遊撃手部門で評価されながらも、3位に留まり1年目の受賞を逃す結果となった
宗山選手は、秋季練習に参加し、プロのプレーを実際に体験する中で「1つ1つの動きの質の高さ」を実感したと語っている
プロとしてのシーズンを通し、守備の重要さや試合での判断力が自身の向上にどれだけ寄与するかを感じ取った様子だ
彼は「たくさんの打球を受けることが、守備力の違いを生むと感じました」とコメントした
今シーズン、宗山選手は122試合に出場し、守備率は9割7分5厘を記録
この成績を「ルーキーとしては十分に良い数字」としつつも、来年以降のゴールデン・グラブ賞獲得を目指し、「やるべきことは変わらず、努力を続けたい」と力強く決意を表明した
宗山選手は初年度にして注目の若手選手として、ゴールデン・グラブ賞に挑んだが受賞を逃した。しかしプロとしての経験を重ねる中で、守備力の向上について前向きな姿勢を持っていることが感じられ、今後の成長が期待される。
キーワード解説
- ゴールデン・グラブ賞とは？：プロ野球において、各ポジションの守備力が優れた選手に贈られる賞で、守備の質が高く評価される。
- 守備率とは？：守備率は、プレーヤーが関与した守備機会のうち、何パーセントをアウトにすることができたかを示す指標で、守備の成功率を表す数値のこと。
