西武がドラフト5位指名の横田蒼和選手と契約、プロ入りへの思い語る

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西武ライオンズは12日、ドラフト5位で指名した山村学園・横田蒼和内野手との入団交渉を行い、契約金2500万円、年俸700万円(推定)で合意しました

川越市の川越プリンスホテルで行われた交渉の席で、横田選手は高校の制服姿で登場し、「プロという舞台に立てることを実感し始めています」と、今の心境を明かしました

高校での実績とプロ入りの意義

横田選手は昨年の埼玉県大会で、背番号1をつけた主将としてチームを引っ張りました

準決勝では169球を投げる力投をみせたものの、延長11回で惜しくも甲子園出場を逃しました

試合後には「支えてくれた両親に恩返しをしたい」と涙を流しましたが、プロ入りを果たすことでその言葉を実現する道が開けました

契約金の使い道

契約金に関して、横田選手は「両親にしっかり話を聞いて、ほしいものがあればプレゼントしたい」と話し、孝行息子ぶりを披露しました

このような家庭的な背景が、彼の精神面に良い影響を与えているのかもしれません

今後の競争と成長への意気込み

今回のドラフトでは横田選手を含む育成1位の新井唯斗選手、2位の今岡拓夢選手と遊撃手が3名指名され、激しい競争が予想されます

1年上には昨年ドラフト1位の斉藤選手もおり、横田選手は「ライバルが多い分、しっかり聞けることも多いので、吸収して自分のプレーにつなげられたら」と貪欲な姿勢を見せています

武器となる打撃力と身体能力
守備では投手も経験したため強肩を生かしたスローイングが武器です

また、打撃面では「逆方向に打てるのが強み」とし、体格を生かした打撃力が魅力とされています

180センチ、87キロの恵まれた体格を持つ彼に対して、担当スカウトの十亀剣氏も「一番は体に力がある

そこを生かした打撃が一番の魅力」と期待を寄せています

横田選手は小学校6年生の時にライオンズジュニアでプレーし、高校も地元の山村学園で学びました

「友だちも応援に来てくれると思うので、活躍する姿をみせて、後輩に夢を与えたい」と夢に向かってまっすぐ進んでいます

横田 蒼和(よこた・そうわ)
2007年10月24日生まれ

埼玉県出身

東松山市の川小6年時にライオンズジュニアに加入

松山中では行田シニアでプレー

山村学園では1年春から公式戦出場、3年夏は主将で背番号1を務め投手と遊撃を兼任

高校通算で25本塁打を記録

横田蒼和選手のプロ入りは、彼の努力と才能が結実した結果です。高校時代に主将としてチームを引っ張り、また両親への感謝の気持ちを大切にする姿勢が印象的でした。今後の成長と活躍がとても楽しみです。
キーワード解説

  • プロ野球とは?プロ野球は日本のトップレベルの野球リーグで、プロの選手が競い合う場所です。
  • ドラフトとは?ドラフトは各球団が未来の選手を指名し、契約する制度のことです。
  • 内野手とは?内野手は野球のポジションの一つで、野球場の内側の守備を担当する選手を指します。
  • 契約金とは?契約金はプロ選手とチームが契約する際に選手に支払われる金銭で、選手の価値を示します。
  • 年俸とは?年俸はプロ選手がチームから受け取る年間の給料のことです。

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