森木選手は、阪神タイガースから戦力外通告を受けた後、再起をかけての挑戦です
彼はこの日は3人の打者と対戦し、先頭の松山選手には中前安打を許し、次の川原田選手には四球を与えましたが、最後の山足選手には遊ゴロに抑えることができました
森木選手の最速球速は１４９キロを記録し、「僕の持ち味は真っすぐの強さで、ゾーンでどんどん押していくというところ」と自身の特徴を述べるとともに、「久々の実戦をすごく楽しめました」と振り返りました
彼は、高知高校から2021年のドラフト1位で阪神に入団しましたが、1軍での登板はルーキーの年の2試合のみ
今シーズンからは育成選手として2軍で14試合に登板し、防御率は13.81という結果でした
森木投手は10月1日に戦力外通告を受けた後について、「もちろん野球を続けたい
自分の成長した姿を見てもらいたいという思いでこの日マウンドに上がりました」と心境を語りました
彼は、シーズン中は制球が良くなかったとしながらも、「今日は多少ゾーンで勝負できるところもあり、ツーシームがちょっと際立って良かった」と述べ、彼の変化球の一つであるツーシームの出来についても触れました
今後の展望について「野球をまだまだ続けたいですし、体も元気
しっかり準備をして、いい報告が来るのを待ちたい」と語り、視線は次なるチャンスに向けられています
さらに「一番大きいことを言うと、世界一のピッチャーになりたいと思っているので、そこはブレずにやっていきたい
チームを勝たせる投手になるためにこれからも進んでいきたい」と、強い意気込みを見せました
森木大智投手のトライアウト参加は、再出発を切るための重要なステップと言えるでしょう。彼のポジティブな姿勢と将来に対する意気込みは、他の選手にも刺激を与えるものになるかもしれません。今後の彼の進展に注目が集まります。
キーワード解説
- トライアウトとは？特定の選手が次のチームを探すために行うテストのことです。
- 防御率とは？投手がどれだけ自チームに失点を与えたかを示す比率で、数値が低いほど良い投手とされます。
- ツーシームとは？ピッチャーが投げる変化球の一種で、ボールがストレートよりも横に曲がる特性を持っています。
