この受賞は、プロ入り2年目という早い段階でのものであり、球団史上最速の記録となりました
泉口選手は、今シーズンの遊撃手としての守備率が驚異の9割7分9厘で、これがセ・リーグでは広島の矢野選手と並んで1位となる好成績を収めました
巨人からは唯一の選出となり、過去4年の間にこの部門で受賞を果たしていなかった坂本選手以来の快挙といえます
巨人の川相昌弘ディフェンスチーフコーチは、泉口選手の受賞を祝福し「2年目でこうやって取れたのはすごく大きいと思うし、本人の自信になる」とコメント
また、守備面での成長についても評価し、「球際にも強いところを見せた」と述べました
泉口選手の強みについて「質のいいボールを投げる選手で、しっかり捕球さえすれば大半はアウトにできる」と、川相コーチは高く評価しました
自身もゴールデングラブ賞を6回受賞している川相コーチは、遊撃手の重要性を理解しており、「ショートは一番絡むポジションで、ダブルプレーを取る能力がチームへの貢献に繋がる」と、今後の課題についても語りました
今シーズン終盤の時点で、泉口選手が遊撃手争いでリードしていますが、チーム内の競争も激化しています
川相コーチは、「油断できないし、継続してやり続けることが一番難しい」と述べ、受賞後には周囲の目が厳しくなることも意識する必要があると警鐘を鳴らしました
今後のさらなる成長に期待が寄せられています
泉口選手の初受賞は、プロ入りわずか2年で達成したものであり、彼の実力が証明された瞬間です。今後の競争も予想されますが、こうした賞が彼自身の自信にも繋がるでしょう。ダブルプレーを狙う姿勢は、彼の更なる成長への期待を抱かせます。
キーワード解説
- プロ野球とは?プロ野球は、日本の野球プロリーグで、各チームがリーグ戦を通じて優勝を目指します。
- ゴールデン・グラブ賞とは?この賞は、プロ野球選手の守備力を評価するためのもので、最も優れた守備を行った選手に贈られます。
- 守備率とは?守備率は、選手が守備時にどれだけ失策をせずアウトを取ったかを示す指標で、高い数字は優れた守備力を意味します。

