しかし、その時点でメジャーリーグの球団から契約合意の発表はなく、移籍についての先行きが不透明となっています
青柳選手は、数少ない右の変則サイドスロー投手です
このサイドスローは、投手が横に振る腕の動きによって球を投げるスタイルで、通常のオーバーハンド投球とは異なります
こうした投球スタイルは打者にとって独特な感覚を与えるため、一定の需要があります
しかし、今回の交渉期間中、青柳選手に関する報道はほとんどなく、興味を示した球団も見られませんでした
MLB情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、昨シーズンの青柳選手は一軍で12試合、二軍で11試合と登板し、その成績は「低調なシーズンを過ごした」と評価されました
これにより、マイナー契約にとどまる可能性が示唆されています
青柳選手は神奈川県の川崎工科高等学校から帝京大学を経て、2015年にドラフト5巡目で阪神に入団しました
彼は2021年と2022年に連続して最多勝、最高勝率、最優秀防御率のタイトルを獲得するなど、そのキャリアの中で素晴らしい成績を収めています
過去9シーズンでは154試合に先発し、61勝47敗、防御率3.08という成績を残しています
青柳選手のメジャー移籍の可能性が低くなっている現状は、彼の成績や球団の興味の薄さから不安をもたらしています。彼の過去の実績を考えると、少し残念な結果ですが、今後の動向に注目が必要です。
ネットの反応
阪神・青柳晃洋選手のポスティング交渉期間が終了したが、現在までにメジャーリーグ(MLB)との契約合意の発表はない状況です
これに対し、ファンからは青柳選手が阪神タイガースに残留する可能性が高いとの意見が多く寄せられています
コメントでは、「タイガースに残留だな」といった意見が見られ、青柳選手が今後のキャリアをどのように進めるかについての関心が示されています
一部のファンは、青柳選手がマイナー契約でも阪神での経験を重視し、再び自分の価値を証明することが重要だと考えています
「マイナー契約でも夢を追っていく覚悟がある」といったコメントもあり、彼が阪神に残ることによって新たなチャンスが得られるのではないかとの期待が寄せられています
また、青柳選手の能力に関しては疑問視する声も上がっています
「厳しいようだけど青柳レベルだとこうなることは想像の範囲内」というコメントは、彼の今後の進展に対する不安を表しています
さらに、「マイナーでも良いからって言うのはアメリカへの憧れより阪神を出たいという意志に見える」との意見もあり、青柳選手の心の中での葛藤が垣間見える内容となっています
コメントの中には、青柳選手が国内FAを目指す可能性や、かつてのパフォーマンスを取り戻すためにタイガースで頑張ってほしいという期待を寄せる声もあり、ファンの想いは多岐にわたります
青柳選手が今後どのような選択をするのか、多くのファンがその動向に注目しています
ネットコメントを一部抜粋
タイガースに残留だな…。
上沢も期限までで報道なしで残留かと言われていたが…。
仕切り直しでタイガースで実績をもう一度積み上げ次はFAでチャレンジしてください!応援してます!!
もし青柳がアメリカにこだわるなら…。
もう1年早ければ変わっていたのと、坊や佐々木で持ちきりの時期に重なったことが不幸かな。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?
- サイドスローとは?
- マイナー契約とは?
- 最多勝とは?
- 防御率とは?