今井達也投手に対するメジャーリーグの争奪戦が開始

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【ラスベガス(米ネバダ州)11日(日本時間12日)=四竈衛】「ストーブリーグ」の幕開けを告げるGM(ゼネラルマネジャー)会議が始まった

この会議の中で、埼玉西武ライオンズの今井達也投手(27)がポスティング制度を利用した移籍の可能性が取り上げられ、特にサンディエゴ・パドレスが強い関心を示している

他にもニューヨーク・メッツやニューヨーク・ヤンキースも参戦予定で、最終的には10球団前後が今井の獲得を目指す見込みだ

契約金は6年総額1億3500万ドル(約203億円)とも予想されており、早くも激しい争奪戦が繰り広げられている

パドレスの関心

カジノの賑わいを背に、今井の争奪戦が会場で静かに始まっていた

一般的にGMはFA(フリーエージェント)選手に関して口を開かないものだが、パドレスのエグゼクティブの中で最初に今井に言及したのは、ジェリー・プレラーGMであった

プレラーは、かつてダルビッシュ有選手の移籍時のスカウトとして知られており、日本球界の選手に精通している

彼は、「我々に必要な先発ピッチャーがいることは明らかであり、今井の成長を見てきた」と述べた

今井の評価

プレラーGMは、今井選手の進歩を称賛し、体力や球威、制球力が向上していることを強調した

特に「毎年良くなっているのは、彼が良く練習している証」と述べ、今井に対する期待を示した

仮に今井が日本人選手が所属しないチームへ移籍を希望した場合でも、ダルビッシュとの関係はアピールポイントになる可能性があると語った

他球団の動向

資金力のあるメッツも今井への関心を示した

メッツの編成本部長は、「11月の段階ではまだ多くの契約が決定するのはこれからだが、先発選手の補強が最優先」と語った

また、ヤンキースも本格的に調査を進めており、今井の獲得に向けて動いている

今井を狙う5球団の状況
球団名 先発陣の現状
ヤンキース エースの復帰に不安があり、補強が急務

メッツ 先発ローテーションの補強が必要とされている

フィリーズ エース復帰が鍵だが、左腕の補強を探している

パドレス 先発陣の大量流出が予想され、獲得が急務

カブス 補強の余地があり、先発選手獲得を検討中

今井達也選手の獲得を目指すメジャーリーグの球団は多く、特にパドレスが注目されている。今井選手は成長を続けており、メジャーでも評価されていることが伺える。チームのニーズに応じた彼の移籍について、関連ニュースが今後も続くことが予想される。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?
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  • ゼネラルマネージャーとは?

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