ヤクルト、楽天の島内外野手と西武のモンテルを獲得調査中

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東京ヤクルトスワローズが、このたび楽天イーグルスから戦力外通告を受けた島内宏明外野手(35)の獲得に向けた調査を進めていることが、11月12日に明らかになりました

島内は2021年に96打点を記録し、打点王に輝くなどの実績を持つ選手で、2022年には161安打を放ち、最多安打のタイトルも手にしました

しかし、今シーズンは怪我の影響で、出場機会が限られてしまい、5試合で10打数0安打と苦しい成績が続いています

最終登板は5月28日の西武戦で、それ以降は一軍出場がなく、今シーズンを終えました

通算1174安打のキャリアを持ち、適時打に関するコメントが球団から配信されることもあり、その“島内語録”がファンに愛されています

ヤクルトは、外野手確保が急務となっており、特に村上選手がポスティングシステムでメジャーリーグ挑戦を決断したため、外野陣の手薄感が否めません

内山選手が内野にコンバートされたこともあり、島内選手のように中軸を担える選手の獲得が期待されています

さらに、ヤクルトは西武から戦力外となったモンテル外野手(25)の獲得調査も行っていることが分かりました

彼は四国アイランドリーグから2022年に育成契約で西武に加入、支配下選手として今季は12試合に出場しましたが、1安打にとどまっています

彼の長所はスピードと守備にあり、高い身体能力を活かせる選手です

また、元ヤクルト投手の日隈ジュリアスさんを兄に持つため、契約に至れば“兄弟ヤクルト戦士”の誕生となります

今回のヤクルトの動きは、選手の補強を目的としたものであり、特に外野手の確保が急務となっています。島内選手は過去の実績からもその能力が証明されていますし、モンテル選手の身体能力もチームにプラスになる可能性があります。この二人の獲得が成功すれば、来シーズンのヤクルトの戦力が大きく向上するでしょう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? メジャーリーグに挑戦する選手がチームに提示された契約を受け入れるための制度で、選手が海外に移籍する際に使用されます。
  • 適時打とは? 得点につながる安打のことを指し、特に試合の流れを変える重要な打撃とされます。
  • 育成契約とは? プロ野球チームが特定の選手を育てるために結ぶ契約で、一般的には一軍でのプレー機会が限られますが、その後の昇格を目指す若手選手にとっての重要なステップとなります。

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