岡本和真選手のメジャー挑戦を支えるボラス氏が語るその実力と市場の動向

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【ラスベガス(米ネバダ州)12日(日本時間13日)=横山尚杜】米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が進行中ですが、特に注目されるのは巨人の岡本和真内野手(29)と西武の今井達也投手(27)です

彼らの代理を務めるスコット・ボラス氏(73)は、岡本選手のメジャー挑戦について多くの情報を提供しました

岡本和真選手の魅力

ボラス氏は、岡本選手がメジャーリーグへのポスティングシステムを利用して挑戦することを許可されたと説明し、彼の守備力に特に焦点を当てました

「岡本は守備が優れており、球団は守備力を向上させるためにパワーのある打者を探しています

彼はバットコントロール能力が高く、これはメジャーリーグで非常に重要な要素です」と語りました

吉田正尚選手との比較

さらに、ボラス氏は岡本選手を同じくメジャーリーグで活躍する吉田正尚選手(レッドソックス)と比較しました

「吉田がメジャーに来た際、彼はスイングがフラットでコンタクト能力に長けていましたが、岡本はそれに加えパワーも持っています」と強調しました

移籍市場の動向

岡本選手のような複合的な才能を持つ選手は非常に人気が高いとボラス氏は説明しました

「多くの球団が岡本を三塁手または一塁手として考えており、彼に対する市場価値は上昇しています」と続けました

競争が激しい市場
メッツのフリーエージェント・アロンソやレッドソックスのブレグマン、ヤクルトからポスティング制度を利用してメジャー挑戦を考えている村上宗隆内野手(25)など、同じポジションの選手が多数市場に出ることになります

しかし、ボラス氏は「市場の重なりはない

球団は最優先の選手を決定し、その選手が取れなかった場合に次の候補に進むため、同時に2人と交渉することはない」と説明しました

今回のボラス氏の発言から、岡本選手のメジャー挑戦が非常に注目されていることが明らかになりました。また、複数の同ポジション選手が市場にいる中での競争も激化する中、岡本選手の実力がどれほど評価されるかが鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?野球選手が日本のチームから海外のチームに移籍する際に使われる制度のことです。
  • バットコントロールとは?打者がバットを上手く使ってボールに触れる能力のことで、ヒットを生むために重要です。
  • フリーエージェント(FA)とは?契約満了後、他の球団に自由に移籍できる選手のことを指します。

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