大野投手は今季、チームの先発投手陣で最も勝利を挙げる11勝(4敗)を記録し、特に8度の連敗を止める役割を果たすなど、攻守にわたる大活躍を見せた
その充実感を打ち明けた大野は、「毎年頑張りたいと思って臨む中で、思っていた以上の数字を残すことができた」と笑顔を見せた
中日は2012年以来、クライマックスシリーズ(CS)への出場がなく、大野投手は生え抜き選手としてただ一人、CS経験者でもある
大野投手は、今季の成績に関して、「チームとして順位は上がったが、借金も多く、もっとできたはずという思いが強い
チーム全体で、来年の10月に熱い戦いができるようにしたい」と、次期に向けた意気込みを語った
二年前の契約更改時、大野選手はチームの根本的な変化が必要であると危機感を表明していたが、今回の会見では「いいふうにいっていると感じる
若手選手が頑張っており、ベンチでも多くの選手が声を出している
これから楽しみなチームになると思う」と、成長を実感している姿を見せた
さらに大野選手は、日本シリーズの解説を通じて、ソフトバンクと阪神にはまだ追いついていないという認識を持つ一方で、「まずは阪神にしがみつき、嫌なチームと思われるように戦っていきたい
熱い10月、11月の秋の戦いを目指して、みんなで頑張っていきたい」と、情熱を燃やす姿勢を見せた
来季は16年目を迎え、14年ぶりのCS出場を狙う意気込みが伝わってきた
大野雄大選手が契約更改で自身の成績やチームの現状を語ったことは、来季の中日ドラゴンズにとって重要な意味を持つ。特に若手選手の成長に期待を寄せる姿勢が見える一方で、クライマックスシリーズ出場に向けた課題も残る。大野選手の言葉から、チーム全体が一丸となって挑戦する姿勢が感じられる。
キーワード解説
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