広島東洋カープの関連記事

広島・島内颯太郎、自己改革に取り組む新シーズンへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広島東洋カープの島内颯太郎投手(28)は、2025年1月17日、自己改革に果敢に挑戦していることを明らかにした

昨季の直球がシュート回転気味であったという反省を踏まえ、今シーズンに向けてシュート回転ではなく順回転となる握りに変更した

これにより、キャッチボールを行う中で、昨年に比べて球の強さは確実に向上していると彼は感じている

また、島内は新球のフォークボール習得にも挑戦している

このフォークボールは、変化球の一種で、打者に対して直球の後に落ちる投球を可能にするものであり、打者にとって非常に打ちづらい球種となる

彼は、八回を任される「セットアッパー」としての役割を守り抜くため、投球の幅を大きく広げることに挑んでいる

「もう一度真っすぐの質を良くしたい」と語る島内は、シュート回転の原因となっていた握りを根本から変更し、順回転を意識した投球フォームの改善に努めている

彼は、指に掛かった際にはより強い球が投げられる感覚を得ており、新たな握りを身につけることを誓っている

彼の持ち球は直球とチェンジアップで、昨季はチーム内で58試合に登板し、11勝6敗、24ホールドという成績を収めている

防御率は2.77と安定した投球を見せたが、今シーズンは全体を通してのさらなる安定感を求めていく

この日はマツダスタジアムでの合同自主トレに参加し、「もちろん八回を投げたい

譲る気はない」と力強く意気込みを語った島内

彼の向上心は非常に高く、新しいシーズンに向けてさらなる磨きをかけ続ける姿勢が見受けられる

島内投手の自己改革への取り組みは、選手としての成長を示す良い例です。昨季の反省を活かし、投球の質を高める努力をしている姿勢は、多くのファンにも期待感を与えています。また、新たに習得を目指すフォークボールは、彼のキャリアに新しい可能性をもたらすかもしれません。投手として一層の活躍を期待したいところです。
キーワード解説

  • セットアッパーとは?リリーフピッチャーの一種で、主に試合終盤に登板し、試合の流れを守る役割を担います。
  • シュート回転とは?ボールが投げられた際に、回転軸が横になって球の軌道が右へ曲がる現象のことです。
  • フォークボールとは?ボールを投げる際に、指を使ってボールの回転を操作し、打者の目の前で急に落ちる変化球の一種です。
  • チェンジアップとは?ストレートのように投げるが、速度が遅い変化球で、打者にとっては直球のタイミングを外される球種です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。