トライアウトを経た宮國椋丞選手、再起を目指す

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今年の「エイブル トライアウト 2025」は、11月12日に開催され、多くの選手がNPB(日本プロ野球)での再起を目指しました

トライアウトとは、選手が新たなチャンスを得るためにチームにアピールする場であり、その合格率は非常に低く、多くの選手が厳しい状況に挑戦しています

特に一軍でのプレー経験が豊富な選手が参加することも少なくありません

注目選手:宮國椋丞

今回は、トライアウトで再起を懸けた読売ジャイアンツの選手、宮國椋丞(みやくに りょうすけ)選手について紹介します

投打は右投げ右打ち、身長は186cm、体重は88kgで、1992年4月17日生まれです

沖縄県の糸満高から2010年のドラフトで巨人に2位指名され、注目される選手となりました

キャリアの軌跡

宮國選手はプロ入り初年度から活躍し、2012年には開幕一軍を勝ち取ってからは、5月にプロ初完投・初完封を達成しました

2012年度は17試合に登板し、6勝2敗、防御率1.86という素晴らしい成績を残します

しかし、2014年からは安定した成績を残せず、2015年からリリーフに本格転向

2018年には29試合登板で防御率1.97を記録しましたが、その後成績が下降傾向にありました

苦難からの復活

2020年には怪我の影響もあり、本来のピッチングができなくなり、戦力外通告を受けました

12球団合同トライアウトを受けましたが、直後に獲得する球団はなかったものの、2021年シーズンの開幕直前に横浜DeNAベイスターズが育成契約で彼を獲得しました

その後、支配下選手として復帰を果たしましたが、DeNAでの成績は振るわなかったものの、努力を続ける姿勢が新たな道を切り拓くことに繋がったといえるでしょう

宮國椋丞選手の挑戦は、多くの選手にとっても目標となるでしょう。困難や厳しい試練を乗り越え、新たなチャンスを模索するその姿勢は、野球ファンにとっても感動的です。また、トライアウトを通じて選手が再起を果たせるチャンスが広がることは、競技全体の活性化にも繋がると思います。
キーワード解説

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