オースティンはウエーバー公示手続きが行われましたが、他の球団からの獲得の意思が示されなかったため、自由契約となりました
オースティンは2020年にDeNAに加入し、今季で5年目を迎えていましたが、故障が続き、出場した試合数は65試合にとどまりました
打率は2割6分9厘、11本塁打、28打点という数字でした
彼は特に勝負強い打撃で知られ、昨季にはDeNAの日本一に大きく貢献した存在でしたが、膝の痛みが影響し、シーズン全体を通しての活躍が難しいとの判断があったようです
この膝の痛みは膝蓋腱炎（しつがいけんえん）と呼ばれるもので、運動によって膝の前部分にある腱が炎症を起こす状態で、選手にとっては非常に厄介な傷害です
シーズン終了後には、「来季は減量して臨みたい」とコメントし、今後の現役続行に意欲を示していましたが、今回の自由契約により、新たなチームでの挑戦が必要となります
タイラー・オースティン選手の自由契約は、DeNAにとっても選手にとっても新たな道を模索する転機となるでしょう。故障が続いた選手が今後どのように復帰し、活躍するのかが注目されます。
キーワード解説
- 膝蓋腱炎とは？膝の前方にある腱が炎症を起こす病気で、スポーツ選手にとってはパフォーマンスに大きく影響します。
