楽天が秋季練習で拡大ベースを使用、選手たちの感想を聞く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
楽天は本拠地で行われた秋季練習にて、来季導入が検討されている拡大ベースを使用した走塁練習を実施しました

この拡大ベースとは、通常のベースに比べてサイズが大きく設定されているもので、選手がベースに触れる際の安全性向上や盗塁成功率の向上に寄与することが期待されています

選手の反応

23年の盗塁王に輝いた小深田選手は、「大きさの分、今までよりもリードで出られる感じはした」とその利点を語り、拡大ベースの導入による実戦での活用に自信を示しました

特に、ベースにより近づくことで盗塁を狙うチャンスが増す点に言及し、「そのメリットはあると思います」とも述べています

守備における影響

一方で、遊撃手の宗山選手は拡大ベースに対する感想として、「高さがなくなって、少し低いなと感じた

守備でも走塁でも感覚の違いがあると思うので、やりながら慣れたい」との見解を示しました

拡大ベースの導入は、守備側にとっても適応が必要であることが示唆されています

今回の楽天の秋季練習での拡大ベース使用は、選手たちの意見からも分かるように、盗塁の成功率向上や安全性向上の可能性を秘めています。一方で、守備側が新しい感覚に順応する必要があることも浮き彫りになり、今後の練習での適応力が課題となりそうです。
キーワード解説

  • 拡大ベースとは? : 通常のベースよりも大きいサイズのベースで、選手の安全性や盗塁成功率の向上を目的としている。
  • リードとは? : 塁にいる選手が次の塁に進む準備のためにベースから出ている状態のことを指す。
  • 盗塁とは? : 相手の投球中に、捕手が戻る前に次の塁を狙って走ることを言う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。