この度、オリックスで投手コーチを歴任した星野伸之氏(59)が、岡崎郁氏(64)のYouTubeチャンネル「アスリートアカデミア」に出演し、坂本のプレースタイルの魅力について語った
坂本捕手のフレーミング技術
星野氏は、坂本のプレーの一つの特徴として「フレーミング」という技術を挙げたフレーミングとは、捕手が捕球時にボールの位置をストライクに見えるようにミットの位置を調整する技術である
この技術により、際どいコースの球をストライクとして受け取ることができる
ピッチャーの気持ちを理解する
坂本は明らかに、一球でもおろそかにしない姿勢を持っていると星野氏は述べた際どいコースをボール判定されても、坂本はそのままミットを下げずに構え続ける
この姿勢はピッチャーにとって「ありがたい」とされており、「ボールと判定されてすぐに諦めてしまうと、次はボールが2、3個中に入ってしまう」という投手心理を深く理解している
坂本を見ることで、投手は「紙一重だった」と再挑戦する気持ちが高まるとのことだ
チーム防御率に与える影響
これらの積み重ねによって、坂本は投手陣の信頼を獲得し、阪神全体で12球団最少となるチーム防御率2.21を達成する要因となった星野氏は、坂本が持つ独自の魅力が、チーム全体のパフォーマンスに良い影響を与えていると強調した
坂本誠志郎捕手は、阪神の正捕手として、今後もその技術と精神力でチームを支え続けるだろう
坂本誠志郎捕手のプレーは、高度な技術と思いやりに基づいたものです。彼のフレーミング技術や投手との信頼関係が阪神の防御率にも良い影響を与えていることは、今後の試合においても注目すべきポイントです。
キーワード解説
- フレーミングとは? 捕手がボールを受ける際、ミットの構えを工夫することで、ボールをストライクに見せる技術を指します。
- 防御率とは? 野球において投手の成績を示す指標で、与えた得点(失点)を投球回数で割って算出されます。

