阪神・西純矢投手が契約更改、育成契約へ移行し新たな挑戦へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月14日、プロ野球阪神タイガースの投手である西純矢選手(24)が、高知県内のチーム宿舎にて契約更改交渉を行い、育成契約となったことが発表されました

今回の契約では年俸が1500万円ダウンの1500万円、背番号が120に変更されることもありました(すべての金額は推定です)

リハビリからの復帰の道のり

西選手は今季、右肘の怪我による「右肘関節鏡視下関節鼠摘出術」を受け、長期間のリハビリ生活を余儀なくされました

そのため、1軍登板はなく、通算37試合の登板で12勝7敗、防御率3.23という成績は、彼にとって物足りないものだったと振り返ります

新たなポジション、野手への転向

西選手は球団から野手への転向を打診され、その提案を受け入れました

秋季キャンプでは外野手としての練習に励んでおり、「毎日新しい可能性を感じながら練習しています

まだまだできないことも多いですが、楽しみながら取り組めています」と語りました

2026年シーズンに向けた意気込み

西選手は2026年シーズンへの準備を進めており、「まずはファームの試合でスタメンで出られるようになりたい」と強い意志を示しています

契約更改状況について
また、高卒3年目の戸井零士内野手(20)も育成契約となり、20万円ダウンの年俸480万円で契約を更改され、背番号は121に変更されることが発表されました

他の育成選手についても契約更改交渉が行われ、松原選手、福島選手、嶋村選手らが現状維持で契約を結びました

選手名 年俸 背番号
西純矢 1500万円 120
戸井零士 480万円 121
松原 300万円 不明
福島 300万円 不明
嶋村 300万円 不明
西純矢選手の育成契約への移行は、選手として新たな挑戦を意味しています。特にリハビリを経て新しいポジションでの活躍を目指す姿勢は、若い選手にとっても希望となるでしょう。自身の成績が物足りなかったと感じる西選手の意欲が、新たな一歩の第一歩になってほしいです。
キーワード解説

  • 育成契約とは?プロ野球において、育成契約は選手が一軍選手としての契約ではなく、二軍や育成リーグでの活動を重点に置く契約形態のことを指します。
  • リハビリとは?怪我や病気からの回復を目的とし、身体機能を元の状態に戻すための訓練や治療の過程です。
  • 防御率とは?投手が与えた得点を元に算出される数字で、少ないほど良い成績とされます。1試合あたりの失点数を示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。