腰痛を抱えながらも東京ドームの前日練習に参加したロッテ・種市篤暉投手
2025年11月14日、東京ドームで開催される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」の前日練習が行われましたこの重要な試合に向けて、千葉ロッテマリーンズの種市篤暉投手が異例の帯同を見せたことで注目を集めています
当初は腰痛により大会を辞退することが発表されていましたが、種市投手は侍ジャパンの練習着を身につけ、球場に姿を現しました
種市投手は、3日に腰痛のために辞退が決定したものの、奇しくもこの大会には元々出場する予定でした
「単純に興味もありましたし、元々出る予定だったので、そこは聞きたいなと思って」とコメントし、選手としての意識や興味を示しました
今季のパフォーマンスは優秀で、24試合に登板し9勝8敗、防御率2.63を記録しています
特に9月には4試合で3勝1敗、防御率1.09と好成績を収めていました
しかし、腰痛が影響し、最終的には大会を辞退することになりました
今回の大会では、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を意識して、ピッチコムやピッチクロック、MLB(メジャーリーグベースボール)球を使用する予定です
種市投手は「ロッカールームでピッチコムの説明を受けました
登板には時間制限があるので、リズムが狂うかもしれません」と語り、実戦での体験が重要であることを強調しました
現時点ではブルペンには入っておらず、キャッチボールは行っているとのことです
今回の種市投手の行動は、彼のプロフェッショナリズムを示すものであり、選手がチームやファンに対して持つ責任感を強く感じさせます。大会には出場できなくても、彼が関与し続ける姿勢は他の選手にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- ピッチコムとは?:チームが投球に関する情報を迅速に交換できるシステムで、選手間のコミュニケーションを円滑にする。
- ピッチクロックとは?:登板中の投手に対して、投球を行うまでの時間を制限する計時装置で、スピーディーな試合進行を促す。
- WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは?:世界各国の野球代表チームが競う国際大会で、野球の普及や国際交流の一環として設立された。

