彼は10月27日にチームから戦力外通告を受け、その後は自主トレを続けていたが、この日の練習には西武のユニフォームを着用して参加した
野村選手は、最初は野田浩輔2軍野手コーチ(47)と岡田雅利3軍野手コーチ(36)と一緒に練習を進めていたところに、小関竜也ファーム監督(49)や潮崎哲也シニアアドバイザー(56)が加わり、一層注目を集めることとなった
実際の練習内容は、捕手としての防具を装着し、キャッチング練習が中心であった
野村選手は過去に高校時代に捕手を務めた経験を持っており、プロ入り後にはソフトバンクや西武で捕手としての役割も少しずつ担ったことがある
この日はファン観覧日でもあったため、その姿は多くのファンの目に留まった
西武はこの秋、明大からドラフト1位の小島大河捕手(22)を獲得し、捕手陣の強化を進めており、野村選手の捕手としての再起が期待されている
彼は「ほぼゼロからのスタート」と自覚しながらも、「打撃が一番の売りだと思っているので、守備も頑張らないと」と苦しい立場ながらも前向きな姿勢を見せている
さらに、野村選手は「ホークスのときには外野もやったし、内野もショート以外やった
キャッチャーも経験があったので面白いと思う」と意気込みを語り、自分自身の成長への期待を述べた
このような状況下で、野村選手は午前中の練習が終わると、内転筋がパンパンになるほどの負荷をかけ続けた
岡田コーチに「まだサワリや!」と激励されるなど、厳しい練習が展開されている
野村大樹選手の捕手練習への取り組みは、彼のキャリアにおける大きな転機となる可能性があります。戦力外通告という厳しい状況から、再びプロ野球の舞台で活躍するために、全力で捕手としてのスキルを磨こうとする姿勢は、多くのファンの支持を集めることでしょう。彼の奮闘が今後の西武チームにどのような影響を与えるのか、非常に興味深いです。
キーワード解説
- 西武とは?:西武は日本のプロ野球チームの一つで、埼玉県を本拠地としています。多くのタイトルを獲得しており、ファンも多いチームです。
- 捕手とは?:捕手は野球のポジションの一つで、投手からのボールを受けたり、盗塁を阻止したりする役割を持っています。
- 育成契約とは?:育成契約は、選手の育成を目的とした契約で、通常は支配下選手よりも給与が低く、チームで長期的に育成するために用います。
- キャッチングとは?:キャッチングは、投手が投げるボールを捕る技術のことで、捕手にとって非常に重要なスキルです。

