伏見選手は2022年オフにオリックスからFA（フリーエージェント）で日本ハムに加入し、3シーズンにわたりプレーしてきた
日本ハム時代にはエース伊藤や若手投手である山崎選手とのバッテリーで信頼関係を築き、地元北海道のファンからも愛されてきた
これからは新しい環境でのプレーが待っている
苦難を乗り越えてきた伏見選手
伏見選手は穏やかな風貌の裏に強い負けん気を秘めた選手だプロ生活で最も苦労したエピソードとして、7年目の2019年に左アキレス腱を断裂した時のことを挙げる
周囲の励ましの声があった一方で、「もう捕手としては…」という不安を煽る言葉も耳にしたという
この言葉が逆に彼の闘志を燃やし、復帰後の2020年には再びプレーを続け、2022年にはオリックスの日本一に貢献した
地元への想いを胸に
東海大学を経てオリックス、そして「帰郷」を果たした伏見選手は、道産子としての誇りを持ち続けている「球場以外でも、いろんな人に声をかけてもらったり連絡もらったりするのは嬉しいですね」と語り、地元への感謝を表明した
日本ハムでは若手選手たちの育成にも寄与してきた彼が、今後は阪神で坂本選手や梅野選手との激しい正捕手争いに挑むことになる
新天地での挑戦
新たなセ・リーグでの挑戦は、伏見選手にとって期待と不安が入り混じった状況である阪神でのプレーは新たな環境での挑戦を意味し、逆境こそがベテラン選手にとってエネルギー源となるだろう
日本ハム担当＝永野高輔伏見選手の阪神への移籍は、新たな挑戦を象徴しています。彼のこれまでの経験や勇気は、若手選手にも良い影響を与えるでしょう。新チームでの活躍に期待が寄せられています。
キーワード解説
- FA（フリーエージェント）とは？ 選手が所属する球団と契約が終了し、他球団と自由に契約交渉ができる制度です。
- 捕手とは？ 野球において、投手の投球を受ける役割を持つ選手で、守備やバッティングでも重要な役割を果たします。
- エースとは？ チーム内で最も信頼される投手のことを指し、試合の勝敗に大きく影響を及ぼす存在です。
