ヤクルトドラフト2位の松川玲央選手、契約金7000万円でプロ入り決定
2025年11月14日、東京ヤクルトスワローズからドラフト2位指名を受けた城西大学・松川玲央内野手(21)が、埼玉県川越市にあるホテルで入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸1200万円で合意に至ったことが発表された背番号は39に決まり、松川選手は新しいプレーの舞台に立つことが楽しみな様子を見せている
松川選手の実績と成長
松川選手は岡山県・関西高等学校出身で、同校3年時に体重を10キロ以上増やし、その結果として急激に50メートル走のタイムが向上したこのタイムは5秒88であり、彼の走力の強みとなっている
また、プロでの目標として30盗塁を掲げており、これは盗塁する能力が高いことを示している
トレーニングと努力
松川選手は中学生時代から特別速かったわけではなく、岡山・関西高時代には6秒8を記録していたしかし、大学に進学すると同時に食事の管理や瞬発系のトレーニングを行い、体重を59キロから70キロに増加させた
この努力により、著しいスピード向上を果たした
盗塁技術の研究
プロでの速さを活かすため、大学の4年間で走塁技術の研究に没頭した松川選手は、ソフトバンクの周東選手や元ヤクルトの西川選手らのプレーを勉強し、「スライディングで減速しない」という共通点を見つけ、実践している母への感謝
松川選手は、女手一つで育ててくれた母・理沙さんに対する感謝の気持ちを強く持っており、「いい姿をたくさん見せられるように、恩返しがしたい」と語っているこの言葉には、彼の勝負への意気込みが表れている
松川玲央選手の成長過程が際立っており、彼の努力に裏付けられた俊足は今後のプロでの活躍が期待される。特に、母への感謝の気持ちが彼のモチベーションとなっている点も印象的で、彼のプレーに対する情熱が見逃せない。
キーワード解説
- 走力とは?:走力は、選手の走るスピードや持久力を示す能力で、特に野球においては盗塁や一塁到達タイムに大きく影響します。
- 盗塁とは?:盗塁は、走者がボールが投げられる前に次の塁へ進む行為で、成功すればチームに得点のチャンスをもたらします。
- スライディングとは?:スライディングは、選手が塁に到達する際に身体を横にすることで、アウトを回避しやすくする技術です。

