阪神・栄枝裕貴、契約更改で年俸1000万円にサインも来季への課題を語る

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阪神タイガースの捕手、栄枝裕貴選手が15日、兵庫・西宮の球団事務所にて契約更改交渉を行い、今季の年俸780万円から220万円増となる1000万円で合意したことが報じられました

これは推定金額であり、栄枝選手にとってはプロ入り5年目で迎えた契約更新となります

栄枝選手は今シーズン、開幕から第3捕手として1軍に昇格しましたが、出場機会が限られており、8試合に出場するに留まりました

彼は契約更改の場で、「内容は本当に満足できるものではない

いるだけじゃダメだなとつくづく思う」と自らのパフォーマンスを振り返りました

これまでの経験だけではなく、試合に出た際の判断力や配球戦略においても自らの成長を実感したと語ります

オフシーズンへの抱負

栄枝選手は今後のオフシーズンに向けて、「技術のレベルアップはもちろん必要だ」と強調し、特に基礎的な技術を固める大切さを認識しています

「いざ出た時に配球や相手バッターを見ることが重要になるが、自分の技術が不足していては話にならない」と真剣な表情で話しました

怪我からの復帰

また、栄枝選手はシーズン終了前に右尺骨を骨折し、治療中であることも明らかにしました

彼は春季キャンプに照準を合わせ、リハビリに励む方針です

さらに、14日には日本ハムからトレードで伏見選手が加入したことに触れ、「球団からは『早く頭角を現せ』と言われているので、先輩方を超えられるよう頑張ります」と決意を新たにしました

今後の展望

栄枝選手は厳しい競争が待つ中で背水の陣を敷いており、「もっと努力をして、しっかりと基礎を固めていく必要がある」と意欲を燃やしています

来季に向けて、さらなる成長を目指す姿勢が感じられます

阪神の栄枝選手は契約更改を経て自身の成長と課題をしっかりと認識しており、今後のオフに向けた意欲が伝わってきます。競争が激しい捕手のポジションですが、技術向上に努める姿勢は大変好感が持てます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?プロスポーツ選手がその年の給与を決定する交渉のこと。
  • 配球とは?捕手が投手と連携して打者に投げる球種や位置を指示すること。
  • リハビリとは?怪我や手術から回復するための治療やトレーニングのこと。
  • 基礎技術とは?スポーツにおける基本的なスキルや動作のこと。

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