選手会主催による12球団合同トライアウトが8年ぶりに開催される

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2025年11月15日、マツダスタジアムにて「12球団合同トライアウト」が開催されました

これは2017年以来、8年ぶりのイベントです

従来は日本野球機構(NPB)によって運営されていましたが、今年からは一般社団法人日本プロ野球選手会が主催となり、新たにスポンサーを迎えて「エイブル トライアウト2025〜挑め、その先へ〜」という名称で行われました

出場選手の一覧が顔写真入りのパンフレットとして配布され、場内アナウンスも刷新されました

ファンの熱気と選手への応援

トライアウトの開始時刻は朝8時半

早くも多くの観客が球場外周を取り囲み、9時に開場されると一斉に入場しました

特に広島の中村健人選手が打撃練習を行うと、「ケンティー!」という声援が飛び交いました

また、今年の最高齢選手である松山竜平選手も登場し、「松山さーん」という観客の声が響きました

競技形式と選手の出場状況

出場選手は投手28人、野手11人で構成されていますが、特に巨人のマレク・フルプ選手が負傷により欠場しました

代わりとして、野球の社会人チームである伯和ビクトリーズの選手が出場し、捕手もサポートを行いました

例年通り、各投手は3人の打者と対戦し、打者は7〜8人の投手と対戦する形式で進行しました

選手の思いや状況

日本ハムの石川直也選手は、ことで長いキャリアを目指してトライアウトを受けることを決心しました

石川選手はトミー・ジョン手術を受けた後からは不振な状態でしたが、「体は元気なので吉報を待ちたい」と前向きな姿勢を示しました

また、彼の夫人と子供が入り口で待っている姿も印象的でした

今回は、選手会主催のトライアウトが8年ぶりに開催され、ファンの熱気が感じられました。選手たちの未来を賭けた真剣勝負が行われる中で、観客の応援も選手たちの力となったことでしょう。特に選手の家族の姿が印象的で、選手たちの背景にも注目したいところです。
キーワード解説

  • トライアウトとは?選手がプロ契約のチャンスを得るために参加する競技を指します。
  • NPBとは?日本プロ野球の略称で、日本のプロ野球を統括する団体です。
  • トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する手術で、特に野球選手に多く行われます。

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