西川選手は、今大会のために追加招集されており、トップチームへの選出は大学生時代に参加した欧州戦以来となります
この日は「7番・レフト」としてスタメン入りしました
対する韓国の先発投手は、クァク・ビン
彼は2023年のワールドベースボールクラシック(WBC)にも選ばれた実力派で、2回までパーフェクトな投球を見せるなど、日本打線は苦しみました
しかし、西川選手は3回の先頭打者として打席に立ち、思い切ったスイングで初球のストレートを捉えました
この打球はライト方向に飛び、両チーム通じての初ヒットとなりました
さらに、4回には2アウト2、3塁の状況で再度打席に立ち、2番手イ・ロウン投手の初球スライダーを捉え、2点タイムリーを打ちました
この一打で侍ジャパンは同点に追いつきました
西川選手は試合後に「1打席目も初球から振り抜いたように、2打席目も積極的にいくことを心がけました
失点直後に追いつけたのは良かったです
次は逆転を狙います!」と意欲を見せています
続く第3打席では死球に遭い、手に当たったボールが顔面近くへ跳ね返りヒヤリとしましたが、西川選手はその後もプレーを続けました
好走塁や四球を選ぶなど、彼は試合を通じて魅力的なプレーを展開し、チームに貢献する姿を見せました
西川史礁選手の活躍は、ルーキーとしての意気込みだけでなく、実力も証明しました。彼が持つ積極的な打撃姿勢は、今後の試合でも侍ジャパンにとって大きな力となるでしょう。特に初球から積極的に振り抜くスタイルは、観客にも好印象を与えました。その未来が非常に楽しみです。
キーワード解説
- パーフェクトピッチングとは?:対戦相手に出塁を許さずに完全に抑え込む投球がパーフェクトピッチングです。
- タイムリーとは?:得点につながるヒットのことを指し、特にピンチの場面で打たれることが多いです。
- 死球とは?:投球が打者に当たることを指し、その打者は一塁へ進むことが許されます。

