このトレーニングでは、元中日投手の岩瀬仁紀さんが殿堂入りしたことが山崎に大きな刺激を与え、抑えとしての役割に対する自らの思いを再確認する機会となった
岩瀬仁紀さんの殿堂入りがもたらした影響
山崎は、「先輩方の殿堂入りの姿を見ると、ああいう壁を乗り越えていかなければならないと感じた」と語り、プロ野球での努力の意味を再認識自身が誇りを持つ抑え投手としての役割についても考えを深めた
自主トレの内容と意気込み
特に低酸素環境での運動やブルペンでの投球に力を入れ、汗を流した山崎は、1998年に日本一を達成した横浜(現DeNA)の正捕手・谷繁元信さんや岩瀬さんの名を挙げ、「自分もあのような高い舞台に立つべき」との意志を新たにした岩瀬さんは通算1002試合登板、407セーブを記録しており、山崎もまた名球会入りの条件である250セーブに19セーブ差に迫っている
抑えの座を奪還する決意
「入団1年目から9回を投げてきた誰よりもその厳しさを知っている自負がある」と述べる山崎は、昨季、抑えの役割を森原選手に譲ったものの、再びその場を取り戻す決意を固めている
チームの目標はリーグ優勝に向かっており、「僕がやらなければ優勝はない」との思いで、ピッチャーとしてチームを牽引する意気込みを示した
山崎康晃投手の心の中には、先輩選手たちから受けた刺激に対する感謝と、自分も彼らのような偉大な選手になりたいという強い思いが感じられます。今季はその意気込みを、実際のプレーで証明することが期待されます。
キーワード解説
- 自主トレとは?:「自主トレ」とは、選手自らが計画を立てて行うトレーニングのことを指します。通常のチーム練習だけでなく、自分の課題を克服するために特別に設けられた時間です。
- 抑え投手とは?:抑え投手は試合の最後の局面で登板し、リードを守る役割を担う選手です。主にクローザーとも呼ばれ、緊張感のある状況での投球が求められます。
- 名球会とは?:名球会とは、プロ野球選手の中で特に優れた成績を残した選手を称えるための団体であり、入会には一定の成績基準が設けられています。