先発したオリックス・曽谷龍平選手は、３回で44球を投げ、9人の打者を相手に完全投球を披露した
完全投球とは、投げたすべてのイニングで相手をアウトにし、ヒットや四球を与えない状態を意味する
この活躍により、来年3月のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）に向けて、井端監督が重視する“第２先発”の有力候補として名前が挙がった
曽谷選手は試合後のテレビインタビューで、次のように語った
－「今日は緊張もあったけれど、自分のピッチングをできてよかったです
」 さらに、「私の出来る仕事を出すつもりでマウンドに上がりました」と、自己の責任感を強調した
また、「メジャー球、ピッチコム、ピッチクロックなどが採用され、初めての経験で多くのことが大変だったけど、しっかりとアピールできたと思います
」と、試合中の新しいルールや環境の難しさについても触れた
これがWBCへのラストサバイバルでのいいアピールになったと話し、「最高のアピールになりました
トップ選手が集まっているので、たくさんの上の選手から話を聞いて毎日が充実していました
」と、チームメイトへの感謝も口にした
今回の試合は、曽谷龍平選手の活躍が際立ち、WBCの選考へ向けて大きなアピールとなりました。新しいルール下での投球は緊張したでしょうが、その中での完全投球は大きな成果です。今後の試合でもさらなる活躍が期待される選手です。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは？ 日本のプロ野球選手たちで構成される野球チームで、国際大会での戦績が非常に良いことで知られています。
- WBCとは？ ワールド・ベースボール・クラシックの略で、国際的な野球大会で、世界中の国々が参加します。
- 完全投球とは？ 投手が相手打者をすべてアウトにし、ヒットや四球を許さない投球のことを言います。
- ピッチコムとは？ 投手と捕手間のコミュニケーションを円滑にするための技術や設備で、サイン交換がスムーズに行えます。
- ピッチクロックとは？ 投手が投球するまでの時間を計測する装置で、選手が規定時間内に投球を行うことを求めます。
