侍ジャパン平良海馬投手、誕生日にピッチクロック違反を経験

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◇ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025第1戦 日本11―4韓国(2025年11月15日 東京D) 野球日本代表「侍ジャパン」の平良海馬投手(26=西武)が15日、強化試合とされる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の韓国戦に登板し、9回を締めた

試合中、彼はピッチクロック違反を取られる一幕があった

平良投手は試合後、「前回の実戦では意外と時間に余裕があったので、今回はサイン交換に時間をかけすぎてしまった」と振り返り、結果的にピッチクロック違反となった経緯を説明した

9回の場面は7点差がついていたため、彼は「重要な場面ではなかったと思うので、それは大丈夫」と冷静に自己分析を行った

今回の試合は彼の26歳の誕生日に行われ、平良投手は「このシーズン、チームで集まることが少ない中で、誕生日を祝ってもらえて嬉しい」と笑顔を見せた

観客席からの声援にも感謝し、「どんな時期でも、スピードやコンディション面で調整し、自分のベストパフォーマンスを維持したい」と今後の展望を語った

ピッチクロックは試合時間短縮を目的に、投手が投球動作を開始するまでの時間を制限するルール

このルールは2023年からメジャーリーグ(MLB)で導入されたが、日本のプロ野球ではまだ適用されていない

現在のところ、松井秀喜さんの提唱により、捕手とのサイン交換には時間制限が無く、投手には時間的なプレッシャーがかかることは少ない

日本プロ野球でも今後、ピッチクロックを導入する可能性がある

平良海馬投手が誕生日に投球した試合でのピッチクロック違反は、今後のルール導入に対する注意喚起とも言えます。選手自身がこの状況をどう捉え、どのように対応していくかが重要なポイントとなるでしょう。また、彼の成長への意欲やファンへの感謝の言葉は、多くの人々に感動を与えました。
キーワード解説

  • ピッチクロックとは? 投手が投球を開始するまでの時間を制限するルールで、試合の進行をスムーズにする目的があります。
  • サイン交換とは? 投手と捕手が次に投げる球種や戦略を決めるための合意のことです。これにより、試合中の連携が深まります。
  • 誕生日登板とは? 投手が自身の誕生日に試合に登板すること。特別な意味を持つ場面として、選手やファンにとっても記憶に残ります。

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